祈優勝! オリックスバファローズ

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2019オリックス

~オリックス、2019ワールドシリーズ雑感 の巻~




2005年

ストレートで片が付いた日本シリーズと異なり、第7戦までもつれ込んだ2019年のワールドシリーズ・アストロズvsナショナルズ

下馬評ではメジャー屈指の右腕を3人揃えたアストロズが有利でしたが、ナショナルズが前身のモントリオール・エクスポズ時代を含めて初の世界一に。

エクスポズの誕生が1969年、
首都ワシントンに移り、ワシントン・ナショナルズに生まれ変わったのが2005年。

2005年といえば奇遇にも、オリックスと近鉄が合併し、オリックスバファローズが発進した年。



グレインキ―獲得

ゲーム7、アストロズの先発は、ザック・グレインキー

サイヤング賞1回受賞の快腕は、平野佳寿所属のダイヤモンドバックスの元エース。
世界一を目指すアストロズの切り札として、トレード期限直前に移籍。

1対4のトレードでのグレインキー獲得は、プレーオフを勝ち進むため
そして、アストロズGM、ジェフ・ルーノウの目論見通り、ワールドシリーズまで歩を進め、世界一の決まる大一番・ゲーム7に先発する。

前年の2厘差を埋めるために、中島裕之・小谷野栄一・ブランコ・バリントンに大金を払い大コケにこけたNPBのチームとは大違い。



交代

そのグレインキ―、ALDS、ALCSではいまひとつのピッチングでしたが、ここではさすが、6回を1安打ピッチング。

一死からアリーグMVP候補レンドーンに一発を浴び1点差に迫られ、昨年の日米野球に参戦してくれた若き大砲・ソトを歩かせたところで降板。

まだ80球
内容的にも大きなカーブを軸にナショナルズ打線をほぼ完璧に抑えており、ソトへの四球も疲れでなく攻めていってのもの。

結局はこの交代が試合を決め、ここからナショナルズ打線が出てくるピッチャーを打ちまくって勝負あり。
ナショナルズが悲願の世界一に輝きました。



中4日と中6日

昨季に比べ、先発陣を長く投げさせようと心がけていた今季のオリックス。
シーズン前半はその傾向顕著も、後半は、疲労に離脱による先発陣の能力低下も伴い、先発を早めに代えブルペン陣を多用。
結果、もともと悪かった救援防御率はさらに悪化することに。

中4日のMLBと異なり、中6日もらっているNPBの先発陣。
メジャーを真似ての杓子定規の100球交代というのはおかしい限り。

また、一評価として市民権を得つつあるクオリティスタートに関しても同様。
QSクリア率を盾に年俸アップを求めた松葉のその後をみても、その評価をNPBにそのまま当てはめるは無理もあり。



夢想

不利な試合に下馬評をひっくり返し、初のワールドチャンピオンとなったナショナルズ。
優勝決定の瞬間の選手達は、昨年のレッドソックスに比べれば初々しさに溢れ。

ダメ押し点を放ったイートンなどは頭を抱え、ワイルドカードからの世界一が信じられない様子。

それをみて、
オリックスが1996年以来の日本一、でなくてもリーグ制覇を果たせば、選手たちはこうなるのだろうかと自然に当然のように夢想するも、
それははたして、いつになることか…。





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