~オリックス、ロメロ・マレーロ・エップラー自由契約 の巻~
自由契約選手
NPBが保留者名簿と自由契約選手を発表。
オリックスは以下の通り。
・投手:岸田譲、エップラー、黒木優太、山崎颯一郎、青山大紀、岩本輝、成瀬善久
・捕手:高城俊人
・内野手:マレーロ、鈴木昂平、岡崎大輔
・外野手:ロメロ、宮崎祐樹
計13人。
黒木と山崎、岡崎は育成契約のため実質10人。
日本人選手は報道済みで、問題は外国人選手。
契約のもつれからロメロ、実力足りずでマレーロにエップラー。
ロメロ
ロメロは結局合意ならず。
3年間で計303試合。
年平均でいえば約100試合の出場。
であればオリックスはそれをベースに年俸額を算出し、
一方ロメロ側は年平均23本の長打力に、出場試合数は少ないながらも今季の秀でた好成績を盾に交渉。
結果として折り合わず、名簿からはずれることとなりました。
吉田正尚の例を引くまでもなく結局は試合に出てなんぼ。
オリックス側の思いも十分に理解でき、こればっかりは仕方ない。
マレーロ
1年目の成績を維持できず、2年目は契約ギリギリのところまで下降。
それでも長距離砲を必要とするチーム事情と1年目の輝きもう一度の淡い期待を込めて残留となったマレーロ。
しかし、残念ながら自由契約に。
残念ながらの残念は、愛すべきキャラクターという観点での意味であり、成績的にはやむなし。
昨年はオリックスが手放せば他球団が獲得するのではとの声もありましたが、今季はなさそう。
ロメロ・マレーロと二人の大砲が揃った2017年シーズンは貧打脱却。
この両人にTを加えて100本塁打を夢見た2018年シーズン当初が懐かしい。
エップラー
エップラーに関しては獲得が決まったときから、ここで否定的な意見を書いてきました。
ただ、一瞬の煌めきの光度が高く、一時期は懸案だったセットアッパー問題がエップラーの台頭によって解消したほど。
勝ち運も備え、救世主的役割を果たしてくれました。
ただその神通力的光が消えてからは戻ってこず。
まとまりで勝負するピッチャーでしたが、それは逆に言えば特徴がないということ。
このようなタイプの投手であれば、日本人投手で十分に補えます。
いまやほとんどのチームで後ろに助っ人投手を配置。
そしてそのなかで活躍している投手はほぼストレート155キロ超のパワー型投手。
残留したアルバースにディクソンは年齢的には上積み望めず、だからこそ、来季はぜひパワーピッチャーの補強を。
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