~オリックス、2019アジアウインターリーグ最終成績 の巻~
2019アジアウインターリーグ
台湾で開催された2019アジアウインターリーグは、社会人選抜の優勝で閉幕。
胴上げ投手はトヨタの栗林良吏で来年のドラ1有力の右腕。
優勝が決まったときの最後のバッターは、オリックスの木須フェリペ。
以下野手成績。
木須フェリペ:11試合/打率.095・打点0・本塁打0・盗塁0
廣澤伸哉:14試合/打率.318・打点5・本塁打0・盗塁3
宜保翔:17試合/打率.143・打点3・本塁打0・盗塁0
木須フェリペ、宜保翔
ずっと低空飛行で終わった木須と宜保。
木須はともかく、宜保にはもっと打ってほしかったところ。
ただ宜保も来年どうこうという選手ではなく。
体もまだまだ一軍でやれるものでなく、台湾での結果を糧に伸びていってもらいたい。
日本国籍取得の木須は、現状の実力通りの数字かなと。
まだまだ捕手として学ぶべきことも多く、頓宮の代役として参加したこの経験を来季に活かしてくれれば。
まずは稲富に追いつくこと。
廣澤伸哉
一期上の岡崎の育成落ちが刺激にならないはずがない廣澤は、初戦から打撃好調でそのままフィニッシュ。
福良曰く、将来のオリックスの内野布陣は、太田に宜保に紅林。
そこに廣澤の名はありませんが、もともと守備の評価は高く、打撃次第ではあっさりと追いつき追い抜けます。
今回の活躍で来春キャンプの一軍メンバー入りもみえてきたのでは。
巡ってきたであろうチャンスを、ぜひ掴んでほしい。
神戸文也
投手は一人。
神戸文也:10試合/0勝0敗0セーブ・防御率4.50
オリックス勢が参加した日職紅隊の投手の中では今季の実績がトップクラスの神戸ですが、実力発揮とはいかず。
ただ中身をみれば、2試合大崩れしたのみであとはそれなりのピッチング。
奪三振数は投球イニング(12回)を超える14。
優勝した社会人選抜との最終戦では1イニング3奪三振締め。
フォークを武器とする神戸らしい投球ではありました。
ブルペン崩壊のなか、支配下入りを果たし自らチャンスを掴んだ神戸。
同窓同期の黒木が育成となったいま、黒木が担っていた役割を神戸に任せられればありがたい。