~オリックス、鎬を削る外国人 の巻~
外国人6人態勢
数年前、弱小球団にもかかわらず外国人4人態勢で臨んだオリックス。
案の定、機能不全に陥った反省もあり、今季はきっちりと6人態勢。
投手は、ディクソンにアルバース、新外国人のヒギンス。
野手は、モヤに新外国人のジョーンズにロドリゲス。
このうち当確は、クローザーのディクソンと大物ジョーンズのみ。
チームの弱点は、リリーフと打線。
リリーフを重視すればヒギンスが一軍枠に入り、投手2・野手2。
貧弱な打線を外国人で補おうとすれば、投手1・野手3。
ロドリゲス
ジョーンズだけじゃないぞ! オリックスの新外国人、アデルリン・ロドリゲス内野手(28)=パドレス傘下3A=が宮崎キャンプ第2クールの初日となった6日、フリー打撃で14発の柵越えを披露した。
マイナー通算174本塁打のパワーを見せつけた。レフト方向へ打った瞬間にスタンドインと分かる力強い打球を連発。65スイングで14発を軽々と放り込んだ。第1クールより確実に状態を上げてきたが、それでもロドリゲスは淡々とした表情。「まあ、現段階ではこんなものかなと思うくらいのレベルだよ。ピッチャーに慣れてきたのもあるからね。もう少しできるかな、という部分はある」とサラリと言ってのけた。さらに、安打性の打球は計37本で“打率5割6分9厘”のハイアベレージ。オリックスの“A・ロッド”として大いにアピールした。
この日は守備練習でこれまでのファーストに加えて、サードにも入った。米国時代にも両ポジションを守っており「どんな形でも、チームに貢献できるのが重要だと思うからね」とフォア・ザ・チームの精神で入念な準備を積み重ねている。(スポーツ報知)
以前も書きましたが、MiLBでの三塁守備率は壊滅的なロドリゲス。
となると、一塁ないし指名打者での起用が中心。
その2枠を賭けて、Tとモヤとロドリゲスが戦う。
打撃練習をみる限り、大きな欠点はなさそうなフォームのロドリゲス。
開幕まで大砲3人の切磋琢磨が続きます。
ヒギンス
新外国人のタイラー・ヒギンス投手が2度目のブルペン入り。剛球に受けた若月健矢捕手は「球が重い。160キロ出ていたでしょう」と驚きの声。
ヒギンス自身は昨季のMAXは156、7キロくらいと話しており、さすがに160キロは出ていないとみられるが、迫力の投球だった。
初めて投球を見た西村徳文監督も「期待できるかなという印象を受けましたね。ばらつきもなく、ボールの重さを感じました。ボールが変化していて打ちづらい印象は受けました」と好印象を口にしていた。(デイリー)
160キロと言われるといろいろと思い出すこともあり。
それはともかく、
球の重さとスピードはリリーフにとっての強み。
このヒギンスが通用するか否かは、上記のモヤとロドリゲスの起用法にも影響を及ぼします。
大爆発
新外国人の陰に隠れ、ほぼほぼ報道のないディクソンにモヤ。
便りがないのは良い便り、
たぶん。
昨年の西武の逆転優勝の一要因は、ニールの11連勝。
日本一ソフトバンクは、グラシアル・デスパイネという他が羨むキューバ人に加え、シーズン最多本塁打記録保持者バレンティンを確保。
即戦力のルーキーを獲らなかった今季、その差をひっくり返すためには外国人の大爆発が必須です。
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