~オリックス、2月9日紅白戦観戦記 の巻~
田嶋大樹
お待たせしております。
ようやくパソコンに向える体力が戻ってきましたので、徐々に更新していきたいと思っています。
ネタとしては古いですが、せっかく現地に行ったので2月9日の2020年オリックス紅白戦初戦の模様を。
白組先発は、山田久志が絶賛していた田嶋大樹。
しかし、そこまでにはみえず。
もちろん悪くはないものの、私がマックスと勝手に規定している一年目序盤の圧倒的かつ暴力的な投球にはまだまだ。
三番・小田の場面、結構粘られていましたが、小田レベルであればあっさりと直球で片付けてほしかった。
田嶋に関しては、決して悪くはなく、こちらが勝手に期待値を上げ過ぎたという一面も否定できず。
そしてもちろん、肘の故障で投球スタイルは変化し、時期もまだ病み上がりの2月初旬ということは重々承知の上で。
宗佑磨
その田嶋に対峙した宗佑磨。
初球、快速球に振り遅れながら、最終的には強い打球でしっかりとレフト前に。
徐々にタイミングを合わせてフェアグラウンド90°内にきっちりと入れる技術。
昨年の今頃はプロ野球選手引退かもと思うくらいの惨状だった宗。
ボールの見極めの悪さが打撃フォーム改善の主旨ならば、現状しっかりと手元まで引き付けることができており、一定の完成形をみたのでは。
荒西祐大、K-鈴木
紅組先発の荒西祐大。
西村凌に浴びた一発は、カウントを取りにきた内から真ん中への甘い変化球。
いわゆる失投も、それのみ。
失投を逃さなかった西村を褒めた方がよいのでは。
白組二番手のK-鈴木。
杉本相手にきっちりアウトローに変化球を落として空振り三振。
アウトローは杉本の弱点も、打者ならば誰でも弱点。
杉本を批判するよりもそこにきっちりと投げられた投手を褒めるべき。
ローテ候補に名が上がる3人、初登板ながら目標に向かって邁進中。
強い意志を感じました。
サウスポー
問題は、その後の富山凌雅に山崎福也のサウスポー。
富山は直曲球ともにストライクが入らず。
山崎福也は富山に比べるとカーブという武器があるが、結局はそれだけ。
個人的なことを言えば、富山のテンポの悪い投球あたりから体調が崩れだし、山崎でいよいよ悪化した気がしています。
もうひとりサウスポーでは山田修義が投げましたが、こちらは3-2からも伝家の宝刀スライダーでカウントを取れるというのが、富山・山崎との大きな違い。
こちらは十分に戦力になりえます。
後藤駿太
その山崎から三振を奪われていたのが、後藤駿太。
ボールがキャッチャーミットに入ってから慌てて振るような中途半端なスイングで、2打席連続三振。
宗、西浦の後輩の後塵を拝した昨年。
今季もその差は開く一方と再認識。
その後、Tのバースデーアーチがあったようですが、悪寒の発生に伴いグラウンドを後に。
その後の動画を渉猟するは観戦記の主旨と違いますし、それだけの体力も戻ってきておりませんので、中途半端ですがここまでということで。
期待値通り
感想とすれば、
田嶋やK、荒西、宗といった期待値の高い選手が期待通りの活躍をみせ、
期待値の高くない選手はさもありなんという結果に。
ここに技術のみならず精神的支柱としての働きも期待されるアダム・ジョーンズがメンバーに加わってくればまた雰囲気も異なってくるのでしょうが、今季初の紅白戦を(試合途中までですが)観た限りは、昨年までとさほど大きな変化は感じず、でした。
しかし、以上は2月9日の感想。
そこから10日が過ぎ、ガラッと変わっていることを願います。
追伸:皆さま方より多くの声を頂き感謝しております。
その声に元気をもらったので、こちらも元気が出る記事を書きたかったのですが、好きなオリックスに関しては正直がモットーなものでして(苦笑)。
本当にありがとうございました。