祈優勝! オリックスバファローズ

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2020ドラフト

~オリックス、ドラフト1位・山下舜平大(福大大濠) の巻~




1/4→1/2

オリックス1位指名・佐藤輝明の重複は予想通りの4球団

手狭なくじ引き部屋に、福良GM、矢野、工藤、原監督が並んで抽選、開封。
工藤が見て原が見てともに腕上がらず、この時点で1/2。
これはきたかと歓喜の瞬間を期待するも、三番目にくじを開いた福良の腕も上がらず、佐藤の交渉権は阪神・矢野のもとに。

昨年のくじは佐々木、奥川、石川と最初に指名を公言したチームが当たりくじを引きましたが、今年は楽天に決まった早川ともども公言しなかったチームが交渉権を獲得。

こればっかりは仕方ない。
来季の関西マスコミが佐藤佐藤になり、在阪のオリックスファンは不愉快な気分になるのだろうなと思いつつ、心は大事な外れ1位の選択へ。



オリックス1位:山下舜平大(福大大濠)

外れ1位の候補として報道で名が挙がっていたのは、山下舜平大(福大大濠)と入江大生(明治大)

個人的な評価の高くなかった入江はすでに横浜が単独指名済み。
高校生ナンバーワン(~オリックス、2020ドラフト候補ベスト10(高校生編) の巻~)、個人的総合評価(~オリックス、2020ドラフト候補ベスト10(総合編) の巻~)でも佐藤に次ぐ4位と高評価していた山下の名が呼ばれることを、佐藤のくじ引きと同等もしくはそれ以上の期待を込めて祈っていたなか、オリックスが1位に指名したのはその、山下舜平大
呼ばれた瞬間、思わず、ガッツポーズ。

外れ1位で山下を指名する可能性があったのは、山下の地元・ソフトバンク。
そのソフトバンクが高校生野手を指名した瞬間、オリックス1位・山下舜平大確定。
ドラフトでこれだけ喜んだのは、福良が田嶋を引き当てたとき以来。

打の大器ナンバーワンが佐藤ならば、投の大器ナンバーワンは山下。

この指名だけでこのドラフトに大満足。



もしオリックスが佐藤を引き当てていたとするならば

余談として一つ、架空の贅沢話を。
もしオリックスが佐藤を引き当てていたとするならば

外れた阪神は昨年高校生中心のドラフトをし結果的に今季は即戦力を指名したことから、山下にはいっていない可能性大。
投手不足顕著で、外れ外れのヤクルトはやはり即戦力の木澤。
となると、もしかすると2位で山下を獲れていた可能性も
であれば、過去最高のドラフトになっていました。



2位:元謙太(中京)、3位:来田涼斗(明石商)

閑話休題。

精一杯戦って最下位というオリックス型タンキングの成果として、全体13番目の指名権を得たオリックス。
個人的には、強打の内野手で懸案の三塁手問題を来年一気に解消しうる、中央大・牧秀悟の指名を願っていましたが、呼ばれたのは同じ野手でも高校生の外野手、元謙太(中京)
3位も高校生の外野手、来田涼斗(明石商)

元はトップの位置、来田は体の開きという欠点があったのでそこまでの評価をしていませんでしたが、この両選手ともに180㎝超え。
しかもひょろりではなく体格・プレーからも高校生とは思えない馬力が感じられる選手(1位の山下も同様)。
オリックス野手陣の特徴でもあった軽打俊足型からの脱却という、福良の強い意志を感じさせます。

今年もドラフト上位は高校生。
育成志向を強烈に感じさせるここ2年のドラフトです。



中川颯(立教大)、中川拓真(豊橋中央)、阿部翔太(日本生命)

4位にアンダースローの中川颯(立教大)、6位に27歳のオールドルーキー・阿部翔太(日本生命)
不調と故障を乗り越えたこの両投手には、スカスカのブルペン陣の強化が期待されます。

5位は高校生捕手の中川拓真(豊橋中央)
育成選手を除けば24歳の頓宮より下の捕手がいないというチーム事情。
将来を鑑み補強が必要と言われていた部分です。

なにかぼんやりとしていた昨年の指名に比べると、今季のドラフトは個人的にも高評価。
まだだれ一人プロの舞台に立っていない現状、この評価は自分の個人的評価に合致したかが基準となるわけで、となると山下を1位で獲れた時点で成功です。



育成6人指名

来季から、福良主導の三軍制が本格稼働。
というわけで、今季も育成選手を6人指名

いの一番に、本指名も十分予想された大分商の川瀬堅斗(投手)を指名。

驚いたのが、育成3位で指名した、宇田川優希(投手:仙台大)
昨年から評判が高く、上位指名も噂されていたピッチャー。
実際は昨年のいい頃に比べ状態が上がってこず噂ほどの高評価を得てはおらず、12球団が本指名をスルーしたのがいまの評価。



仙台大

それでも素材としては面白く育成で獲れれば好指名と思っていたところ、案の定拒否の可能性を示唆
5位の同大、佐野如一(外野手)ともども、もともと育成指名は拒否していたとのこと。
入るも自由、入らぬも自由。

交渉難航が予想されますが、昨年のドラフト育成7位で仙台大の先輩、佐藤優悟を指名しオリックスに入団していることがいい方に転ぶような気がしています。

選手個々の評価等はまたシーズンオフに。
そしてドラフト自体の雑感もまた別日に。
しかし、西武の渡部健人(桐蔭神奈川大)1位指名には心底驚きました。




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