~オリックス、無観客試合始まる の巻~
榊原翼
オリックスが27日、宮崎での1軍キャンプを打ち上げた。締めくくりとして行われたロッテとの練習試合は5―11で大敗。西村監督は「きょうの内容はイマイチ。レギュラーが決まっていないところの選手は、こっちに伝わってくるものがなかった」と厳しい表情を見せた。
開幕ローテ入りを期待する榊原が2番手で3回を4失点。守護神のディクソンと増井はともに1回無失点だったが、中継ぎ候補の神戸は1回4失点と奮わなかった。最下位からの巻き返しへ「変化」を求めてきた指揮官。「選手は『自分たちが変わっていく』というものを見せてくれている。個人、チームとしての結果が求められる。まだまだ選手たちもやれると思う」と奮起を促していた。(スポーツ報知)
先発は山本由伸。
3回3失点も別段問題なし。
二番手は榊原翼。
昨日の記事で復調気配と書いたものの、実際は投げてみなければ分からない状態のようで、二軍落ちとなったK同様次回が背水登板。
先発も手薄
四番手・神戸が1回4失点の大乱調。
漆原が支配下、新外国人のヒギンスが評価を上げているいま、当然にうかうかできる立場でなく。
山岡、山本、田嶋の後が続かない先発陣。
ブルペン同様先発も手薄と、記事内でずっと書いてきましたが、オープン戦最序盤から早くも不安を露呈。
ジョーンズは今日も休み。
ジョーンズがスタメンに名を連ねないだけで、迫力はかなり軽減。
今季はジョーンズに負んぶに抱っことなりそう。
「レギュラーが決まっていないところの選手は、こっちに伝わってくるものがなかった」
ソフトバンクとのオープン戦初戦で痛烈に感じたことですが、オリックスの若手からは迫力や覇気を感じることができず。
ソフトバンクに行けば二軍の可能性も高い選手もここオリックスでは一軍もしくはスタメンの可能性すらある。
そんな手薄な選手層は在籍する選手にとっては出番の多いチームという利点となるも、伝わってくるものがない。
すなわち、西村が言うように、「レギュラーが決まっていないところの選手は、こっちに伝わってくるものがなかった」。
無観客試合
今日から始まった無観客試合。
球音を楽しみたいファンにとっては、木製バットから放たれる甲高い打球音は心地よいものとなったのでは。
また、いままでスタンドに、もしくはテレビ画面を通してなかなか届かなかった試合中の選手の声もよく聞こえ。
ときにお通夜かと思うくらいの静寂を醸し出すオリックス。
元気者で通った宮崎は退団し、伏見もリハビリ中。
選手時代声を出し過ぎてポリープができた下山コーチもいない。