~オリックス、3勝8敗2分けでオープン戦11位 の巻~
恒例の開幕直前の京セラ阪神3連戦で3タテを食らい、4連敗で2020年のオープン戦を終えたオリックス。
結果、3勝8敗2分けでオープン戦11位。
なかなかの惨状も、3月未勝利でオープン戦を終えた最下位巨人ほどに話題とならないのは、
単純に人気がないためか、それとも下位がオリックスの定位置だからか。
開幕日未定で調整が難しいのはお互いさま。
ファンとして高揚感を感じぬまま、オープン戦13試合がただ過ぎていきました。
投壊
シーズン開幕に向けてチームとしての手応えを感じることが全くなかった今オープン戦。
チーム打率は,250と12球団8位、チーム防御率は4.46で11位。
先発候補が次々と消え、その代わりを埋める選手も出てこない。
いわゆる投壊が数字としても表れています。
先発陣、山本、山岡に田嶋は確定。
ルーキー村西が4番手に名乗りを上げるも、開幕2戦目の先発が予定されていた荒西は幾度ものチャンスを活かせず脱落。
5番手6番手が出てこない。
ファームで結果を残している鈴木優がここに入ってきてほしいところ。
3/15、一軍戦が面白くなかったので鈴木が先発した二軍戦を観ていましたが、直球の強さが増しています。
また、マウンドでもビクビクしておらず精神面も一皮むけた印象を受けます。
「収穫は宜保」
一昨年は宗佑磨、昨年は西浦と、若手が台頭してくるこの時期。
今年は宜保翔。
西村曰く、「収穫は野手では宜保。高卒2年目でしっかりしたものを出してくれて、1軍で使えそうなところまできてくれた」(スポーツ報知)。
高校時代から定評があったバットコントロールのよさに加え、今年はスイングに力強さが加わり。
遊撃では安達の休養日に使いたく、二塁では福田の背中が触れるぐらいの位置に。
そしてまた、アピール続ける宜保に刺激を受け、前主将福田周平も奮起。
主将を解かれ昨年に比べ影は薄くなったものの、プロ三年目の選手にはそれはプラスになるはず。
打点トップ
残留確定後の昨シーズン終了直後から野球漬けの日々を送るT-岡田。
打率,296、3本塁打に打点9はチームトップ。
本塁打はもちろん、打点の多さがなによりも嬉しい。
結果を残していかねばならない中堅選手がしっかりと結果を残す。
遮二無二戦うTの姿をみて、若手がなにも感じなければおしまい。
出場なし
オープン戦で一軍の舞台に立てなかったのは投手では、近藤大亮、吉田一将、アルバース、竹安大知。
野手では西浦颯大、佐野皓大。
投手4人は一軍に名を連ねてもらいたい選手たちで、野手二人は昨年名を挙げた二人。