~オリックス、惜別2020②(左澤優・飯田大祐)の巻~
左澤優
左澤優:2018年ドラフト6位/通算0勝0敗・防御率6.23
大卒社会人の即戦力左腕としての入団。
しかし結果残せず、左澤のプロ生活は2年で幕を閉じました。
入団時から私の左澤の評価は高くなかったのですが(~オリックス、2019・新入団選手②(富山凌雅・左澤優)の巻~)、悪い方に予想が当たる結果となったのは残念。
一軍の打者を抑えるだけの球威がなく、それを補うコントロールもなし。
いくら左腕といえど厳しいものがあり、育成契約の提示がなかったのも仕方ありません。
打撃投手
今後は、オリックスの打撃投手へ転向とのこと。
癖のない素直なフォームに素直なボール。
プロのピッチャーとしては短所ながら、立場を変え打撃投手としては長所となる。
ただ放るだけに見えるバッティングピッチャーですが、実は向き不向きのある難しい職業。
今後は裏方としてチームを支えていってくれれば。
現役生活、お疲れさまでした。
飯田大祐
飯田大祐:2016年ドラフト7位/通算打率.000・本塁打0・打点0
こちらも上述の左澤同様に大卒社会人の即戦力野手として入団。
飯田は社会人生活4年を経ての入団で、より結果が求められる立場ながら、1年目2試合、2年目2試合の出場。
3年目、二軍でコンビを組んでいたK‐鈴木とのバッテリーで出場機会を得るも活かせず、4年目のシーズン一軍出場なく終わり引退となりました。
途中膝の故障あれど、総じて実力不足。
希少な捕手ゆえ左澤より機会は与えられましたが、自慢のインサイドワークを活かすまでいかなかったというのが飯田の現実でした。
ブルペン担当補佐
今季から、ブルペン担当補佐に就任することとなった飯田。
一軍ブルペンコーチを務めていた別府修作が育成統括コーチに転じたため、その代わりを補佐的立場で任されることに。
「ブルペンでボールを受けたり、電話を取ったり。(兼任コーチの)能見さんが選手第一でやられると思うので、不在のときにサポートしていけたらなと思っています」。
「グラウンドでベストパフォーマンスを出してもらうのが、自分の仕事。選手たちに最高のプレーをしてもらえるように。全部が全部、初めてのことなので、勉強しながらやっていきたい」(日刊スポーツ)
別府もプロ8年一軍出場3試合、ヒット0の成績ながら、翌年から阪急・オリックス一本の裏方として途切れることなくユニフォームを着続け、もはや球団の生き字引的存在となっています。
コメントをみる限り、気持ちはすでに裏方へ。
別府を見本として、チームを選手を支えていってほしい。