~オリックス、T-岡田抹消・ラベロ骨折・荒西コロナ陽性 の巻~
「よーいドンで4点」
5連勝と西武3タテがかかった試合。
中嶋が語ったように「よーいドンで4点」取られては話にならない。
その後2点取って反撃するもさらに3点取られてジ・エンド。
増井が取られたその3点は確かに痛かったが、中6日もらって2回で降板する先発・山崎福也の方が問題。
先頭打者から4人で4点。
四球が絡んでいなかったのが唯一の救いも、やはりもっとしっかりしてもらわないと。
T-岡田、登録抹消
その試合でTが途中交代。
点差もあり、前日の死球の影響もあっての様子見かと思いきや、登録抹消。
Tがいなければ勝てなかった2戦目。
しかし、1勝の代償として最低10日の離脱はさすがに大きい気がします。
右ハムストリングスの軽度筋損傷。
中嶋は無理させず早めに抹消させるタイプ。
この場合もそうであることを祈るばかり。
ラベロ、骨折
長距離砲Tの離脱。
こういうこともあり得ると考えての新外国人ラベロの獲得。
まるで救世主のようなタイミングでラベロが一軍昇格。
と思いきや、まさかの骨折離脱。
左尺骨遠位端骨折。
海の向こうでは故障者続出のドジャースが、故障明けのコール・ハメルズを残り2ヶ月/1億円で獲得するもすぐに故障でMLBで投げることなく離脱。
その悲劇がオリックスでも。
NPBは残り2ヶ月。
果たして戻ってこれるものなのか。
Tの穴をラベロが埋めることはなくなりました。
荒西祐大、コロナ陽性
ならば、現状(すでに一軍に配給済みで人材は乏しいながらも)Tの穴は二軍から上げて埋めるしか方法はなし。
しかし、ここでさらなる悲劇が。
ドラ1山下が大崩れした22日の中日戦で登板した荒西祐大がコロナ陽性。
規律違反がなければコロナ感染自体は責めるにあらずで、さらなる感染拡大がないことと荒西の復帰を願うばかり。
荒西と一軍選手の接点はないため、一軍の活動自体は続行。
しかし問題は、最低、二軍選手の検査結果が明らかとなるまで、一二軍が完全に分離されること。
現実問題として、Tのみならず増井に後藤も同日に抹消となっていますがその補充もままならず、欠員のまま戦わねばならず、さらに荒西以外の選手も感染していたとすれば。
大ピンチです。
試練の6連戦
後半戦、ロッテ、日本ハム、西武とのカードを終え今節は楽天・ソフトバンクとの勝負の6連戦。
そこに降りかかった3つのピンチ。
まさに試練の6連戦となりそう。
しかし、やや楽天的にみればこの問題、T-岡田の離脱だけともとれるわけで、そう考えれば戦力ダウンは間違いないが戦えないレベルではないはず。
そう考えて試練の6連戦に挑んでもらいたい。