~パリーグ優勝のオリックス、CSファイナルステージの相手はロッテに決まる の巻~
CSファイナルステージ
オリックスとして初出場となるCSファイナルステージは、11月10日から京セラで全ナイター開催。
佐々木朗希→小島で楽天を倒したロッテが、その相手に決まりました。
ロッテのローテを考えると3戦目までもつれてくれた方がよかったともいえますが、難敵の佐々木と小島との対決はいずれにせよCSファイナル4、5戦目。
そこまでに決めれれば文句なし。
山本→田嶋→宮城→山崎福也
最短3戦、最長6戦の短期決戦。
山本由伸という絶対的エースのいる強みは短期決戦ではなおのこと強調され、開幕戦をしっかりと取りたいところ。
ここを取ればいきなり2勝目。
報道では山本→田嶋→宮城→山崎福也の予想。
個人的には2戦目からの左3人のどこかで右腕・山崎颯一郎を挟むかと思いました。
安定感という点を重視すればやむを得ない判断とも言えますが、ロッテとの首位攻防戦ラストの3連戦の痛手を思い出せば、左3人の危険性も同程度はありそうでやや心配。
秘密兵器・ラベロ
打線の方では、主砲・吉田正尚が練習参加とのこと。
ただ、完治していないのであれば無理して出場しなくてもが本音。
その代役のラベロが、最終盤わずか2試合の出場ながら日本人投手への適応力を示し、またジョーンズも戻ってきました。
もちろん吉田がしっかりと振れて戦力として計算できるのが最高ですが。
そしてラベロは、紅白戦でも好調をキープできている様子。
穴らしい穴もなく、相手チームにデータもなく。
この秘密兵器が、CSのキーパーソンとなりそう。
実戦不足と中嶋采配
戦力自体には不安はないものの、実戦不足は明らか。
通常ならばフェニックスリーグに主力を派遣しそれを補うというのがリーグ優勝チームの一対策ですが、今年はそれもできず。
投手よりも攻撃陣への影響大で、そこは不安点。
不安と言えば、実は一番気がかりなのが中嶋の采配。
リーグ制覇の主因となった無理のない選手起用は、一シーズンというスパンで計算していたもので、短期決戦仕様にあらず。
143試合でなく、休みなしの最短3、最長6試合の3勝先取がオリックス勝ち上がりの条件。
それでも中継ぎ3連投なしの通常采配でいくのか、はたまたそれを破るのか。
また、もし6戦目があった場合、山本由伸を中4日で起用するのか。
気がかりではありますが、中嶋がどのような決断をするのか、それはそれで楽しみでもあります。
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