祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

2021オリックス

~オリックス、惜別2021②(荒西祐大・神戸文也)の巻~




荒西祐大

惜別2021の2回目は、西村時代に重用されながらも結果を残せなかった両投手について。

荒西祐大(2018年ドラフト3位/ホンダ熊本)
通算成績:登板42/1勝4敗0セーブ3ホールド・防御率5.31
今季成績:登板0

ホンダの先輩、佐藤達也の背番号「15」を引き継いだ26歳のオールドルーキー。
わずか3年のプロ生活でオリックスのユニフォームを脱ぐことに。

スリークォーター、サイドと腕の位置を変えるも結果は変わらず。
制球力が自慢の投手でしたが、右打者キラーとして勝負所で出てきて与四球でピンチを広げること多々。
下では制球が良かっただけに、重圧に負けたか、もったいないピッチングが続きました。



開幕2戦目先発内定

そんな荒西でしたが、プロ2年目の2020年シーズンは開幕ローテに入り2戦目の先発を任されることが内定。
しかしコロナ禍により開幕延期となり流れ、再チャレンジするも結果伴わずでリリーフへ。

紅白戦オープン戦と内容的にも芳しくなく、むしろこの調子で大事な開幕2戦目に投げさせる首脳陣の相馬眼を嘆いていた程でしたが、荒西にとっては大事なチャンスをコロナにより奪われた不運はあり。
しかしそれもプロの世界。
ドラ3と言えど、26歳のルーキーにそうそうチャンスは訪れず。



本領

トライアウトを受検し、三者連続三振の快投をみせるもいまのところ声かからず。

2019年の西武戦、ピンポイントの制球力で魅せた先発での好投。
2020年7月の楽天6連戦、一死満塁のピンチで二度登板し、浅村、ロメロを斬ったピッチング。

これぞ、荒西の本領でした。



神戸文也

神戸文也(2016年育成ドラフト3位/立正大)
通算成績:登板24/0勝1敗0セーブ6ホールド・防御率5.06
今季成績:登板0

大学のチームメイト黒木優太とともにオリックスに入団。
2019年に支配下登録され一軍デビュー。
2020年はクローザー候補として大事な場面を任されるも結果残せず、中嶋体制移行後一度も一軍登板なく退団に。

消化試合での好投→(期待を込めて)新シーズンクローザー抜擢は、今季の漆原と同じでいずれも結果残せず。
勝敗を決定づけるクローザーは期待で与えるポジションでなく、セットアッパー等で厳しい場面を潜り抜けた末に自ら掴むもの。
そう再認識させてくれました。



2020年開幕戦

ただ、神戸も(漆原も)自身が悪いわけでなく、実力を把握できず大事な場面で起用した首脳陣の方が問題。
当時の記事にも書いていますが、両投手ともボールをみてもまだまだクローザーを任すに値しないのは明白だったわけで、荷が重かったということ。

もっと負担の少ないところで投げさせてみたかったピッチャーでしたが、故障等もありその機会がなかったのは残念。

神戸と言えばどうしても、2020年開幕戦での山岡のあとを継いでのピッチング。
緊張で顔も強張り制球定まらずでの大乱調で負け投手に。

落差の大きいフォークボールは魅力的で、前述した通り、負担の軽いところで投げさせていれば神戸の野球人生もまた違ったものになったのでは、と思ってしまいます。



社会人野球へ

その神戸、2022年シーズンは社会人野球に進むことが決定。
プロ復帰も諦めてはいないようで、それならば須田(前DeNA)のような圧倒的な数字を残してほしいもの。

プロではもう一つ発揮できなかった神戸の力を、都市対抗もしくは古巣、京セラでの日本選手権でみてみたい。




祈優勝!オリックスバファローズ - にほんブログ村
よろしければ一押しお願いします。

-2021オリックス
-,