~オリックス、中嶋体制初の6連敗で首位と10.5ゲーム差 の巻~
6連敗、10.5ゲーム差
一週間前の西武戦、九回裏無死一二塁から点が入らず負けてから、あっという間に6連敗。
今季初かつ中嶋体制後初の6連敗で、首位楽天と10.5ゲーム差。
まだ5月初旬とはいえ、簡単には追いつけない大きな差がつきました。
昨季なかった同1カード3連敗も既に2回。
日曜の楽天戦に負ければさらに一つ増えます。
打線の援護なく
今季2度目の同一カード3連敗を喫したソフトバンク戦。
先発ワゲスパックが好投するも打線の援護なく、その後の中継ぎが崩れ負け。
大阪に戻っての対楽天初戦。
先発田嶋が好投するも打線の援護なく、チームを支えてきたセットアッパーとクローザーが崩れて負け。
この日の試合も、先発山崎福也が粘投するも、3失点はこの異常なまでの貧打線には重く、中継ぎ陣も崩れ負け。
昨季が漆原ならば今季はバルガス。
同じ失敗を繰り返す投手になぜにここまで拘るのかよく分かりません。
負けパターンはすべて同じ
先発好投も打線の援護なく、その後の中継ぎが沈黙に耐えきれず崩れて負け。
ここ最近の負けパターンはすべて同じ。
吉田正尚の打席以外の期待感は異常なまでに低く、点が入らねば(特に現地での)つまらないのが野球。
そのせいか、昨季の優勝チームにしては客の入りも寂しい。
良い材料のないチーム
中嶋も若手を積極的に起用するも、Tおらず福田おらず杉本おらず外国人はいてもいないのと同様の状態ではそれ以外に策はなし。
昨季で契約終了の可能性もあった西野が四番を打つは、西野の奮起の賜物も、惨状の一つの象徴でもあり。
こんななかで、山本、宮城も再調整。
ここまで良い材料がないチームも他にないのでは。
現状維持は退歩
チーム打率、チーム得点、チーム本塁打はあいかわらずの12球団ワーストをキープ。
いつの間にか、チーム防御率もリーグ5位。
昨季ほぼ戦力補強がなかったにもかかわらずリーグ制覇したためか、昨オフもほぼ戦力補強はなし。
ドラフトで、即戦力と評される大学生野手を3人指名し競争を促すも、コロナでレギュラー陣が大幅離脱するなか、(個人的にはドラフト後の評価で書いた通り)チャンスを掴む力はなし。
日本ハムを自由契約になった西川の活躍、それに伴う楽天の躍進をみると、まさに、現状維持は退歩。
歓喜の余韻に浸っていた昨オフ、交代は既に始まっていたのかもしれません。
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