祈優勝! オリックスバファローズ

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2022オリックス

~オリックス、現役ドラフトについて の巻~




現役ドラフトとルール5ドラフト

オリックスの主砲・吉田正尚がボストン・レッドソックスと契約合意した件に関しては後日に譲り、前日に迫った現役ドラフトについて。

MLBのルール5ドラフトを参考にしたという現役ドラフトですが、40人枠という絶対的な檻があるメジャーと比べ、70人が一軍登録され得るNPBとは根本的に差があり、まったく異なる制度となりました。
ルール5を模すならば、チーム内部で評価・昇格されない限り一軍出場機会がない育成選手を対象にする方がよいとは思いますが(ルール5同様、それにより育成選手の支配下登録を促すこともできます)、育成契約で入団3年以内以外の選手は、実情はともかく規約上は他球団の介入可である以上制度の主対象とはなりえないわけで。



自動FAとノンテンダー

更にもう一つ加えるとしたら、メジャー同様に入団〇年後の自動FAを導入すれば選手の(不要な)抱きかかえも解消されるわけですが、育てる球団側はともかくFAを推進する選手会側もその導入を反対しているとの報があり。
自動FAのまま契約されない選手が増えることが反対の理由でしょうが、選手会の方針が一貫しているとは思えず。

日本ハムのノンテンダー騒動がありましたが、その後の3人の活躍をみれば日本ハムの対応は、球団側からすれば正解ともいえるもので、正当な評価はノンテンダー後の契約にあり、ともいえます。
FA取得年のリリースだからある意味大きな問題となったわけで、しかもノンテンダーだから年俸が下がるわけでは決してないのは、例えば吉田正尚が市場に出た場合どうなるかを想像すれば答えは容易に出ます。



現役ドラフトとトレード

で、現役ドラフトについて。
現役ドラフトがあっても通常のトレードがある以上、その存在意義は決して大きくはなく。

成否はともかく、欲しい選手をピンポイントで指名できるトレードの駒ともなりうる選手を、この現役ドラフトのリストに載せる必要性をあまり感じず、であるならば現チームで(リリースするほどではなくとも)なかなか戦力となる可能性が低くトレードの対象ともなりにくい選手が対象となりそう。



嚆矢として

個人的には投手1名、内野手1名、外野手1名が浮かびますが、対象選手の個人的基準が上記である以上、名を出すは一オリックスファンとして忍びなく、申し訳ありませんが割愛させていただきます。

現役ドラフト。
かつてダイエー監督の田淵が秘密事項を口外して廃止となったセレクション会議の二の舞となる可能性がいまのままでは高いと思っています。
しかし、一つの嚆矢として行う意義はもちろんあり、とりあえずこの第1回現役ドラフトを通し移籍することとなる当該選手の出場機会が増えることがあれば、と思っています。




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