~オリックス・安達了一、3安打3打点1得点2盗塁のワンマンショーでロッテに連勝! の巻~
山本由伸
難敵・佐々木朗希からタイムリー打てずも、内野ゴロで挙げた1点を守り抜き、逃げ切ったオリックス。
2戦目の先発はエース・山本由伸。
その山本、5者連続奪三振もあり完封ペースながら、七回に3連打と内野ゴロで3失点。
1点差に迫られるも、そこを抑えてからは八回九回を三者凡退に抑えて逃げ切り。
特に二番からの攻撃だった九回、ギアを上げ最後の力を振り絞ってのピッチングは、これぞ日本のエース、圧巻の一言。
2年連続の投手四冠もみえてきました。
エース
八回を終えて106球。
過保護傾向のある中嶋ですがここは続投を選択。
中6日(以上)もらったエースならばシーズン後半は特に、接戦ならば九回まで任せるのが信頼というもの。
西武との前カード、7回107球同点でマウンドを降りた(降ろされた)山本と対照的に9回144球の熱投をみせたのが今井で、フラフラながらも魂を込めたピッチングが白星を呼び込みました。
信頼されることでより力を発揮するのがエースというもの。
そしてそれを、エースの矜持と呼ぶ。
エースが信頼にこたえ、九回を投げ抜き1点差を死守しました。
安達了一ワンマンショー
打っては安達。
第1打席は相性の悪いロメロ相手に7球投げさせ、第2打席は先制タイムリー。
第3打席は右中間を破るタイムリーで、三走として重盗で決勝点となる4点目のホームを踏み。
第4打席もヒットで、4打数3安打3打点1得点2盗塁と大爆発。
今季一番の活躍はまさに、安達了一ワンマンショー。
安達の右打ち
3安打はいずれも右方向。
右打ちに関していえば、安達が12球団ナンバーワンでは。
リストの強さをうまく生かした流し打ち。
抜けたTの役割までも担う生え抜きのチームリーダー。
病気もありフル出場はできぬも、出場した試合では毎回渋い働きをみせてくれています。
スイープ
貯金7、西武とはゲーム差0、首位ソフトバンクとはゲーム差1。
来週末からの2週続けてのソフトバンク戦が勝負所。
ソフトバンクよりも5試合少ないオリックス。
直接対決までに白星を積み上げておきたいところ。