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安達了一

~オリックス・安達、目標30盗塁 の巻~

30

オリックスの安達了一内野手が20日、神戸サブ球場で自主トレを公開した。盗塁王の糸井が阪神へ移籍した今年は、自己最多の30盗塁を目標に掲げた。

「糸井さんがいなくなったので、走る人がいなくなった。糸井さんがいないだけで変わると思う。走れる自分がどんどん走っていきたい。30盗塁はいきたい」と、14年の自己最多29盗塁以上を目指すことを約束した。(デイリースポーツ)

昨春、まさかの難病・潰瘍性大腸炎を発症。
春季キャンプを全休、選手生命も危ぶまれたなか、4月中旬に復帰と、驚異的な回復をみせました。
体調が芳しくない時期もありながら、規定打席にも到達。
打率はキャリアハイ
UZRは日本ハム中島に次いでリーグ2位と、結果を残せた部分もありましたが、
本塁打や盗塁数については、大幅減となりました。

本塁打・盗塁この両部門は、とくに体力の要素が大きく、
自主トレ・キャンプでしっかりと体力強化ができなかったのが大きく影響したものと思われます。

そんななか、
安達自身が30盗塁を目標に挙げました。
それだけ、いまの体調に自信があるということでしょう。




完治

昨年はキャンプイン直前に潰瘍性大腸炎を発症。大きく出遅れたが、現在は症状が安定している。この日はランニングメニューをこなし、打撃投手を相手にフリー打撃も行った。「体はもう問題ない。自分では完治したと思っている。キャンプを乗り越えられる体力を身につけてキャンプに臨みたい。周りのサポートもあったので、感謝の気持ちを持ちつつやりたい」と6年目へ意気込んだ。

なかなか完治が難しい疾患ですが、
「自分では完治したと思っている」と強気な安達。
病気について熟知しているはずの安達から出たこの発言。
前述の通り、いまの体調に自信があることの裏返し。

福良が言うように、
これからのオリックスは、Tと安達が先頭に立ってチームを引っ張っていかなくてはなりません。

安達がいなくなった昨春、
安達の大きさを再認識しました。
なにげにショートの守備をこなす安達の存在がどれだけ大きかったか。

来年30を迎えながら、
走攻守まだまだ伸びしろを感じる安達
なにかタイトルを獲得となると、盗塁王が最も可能性が高い。
タイトル争いができるくらいの活躍を期待します。
もちろん、再発しないことが大前提です。




 サポート

サンケイスポーツに、安達と同じ疾患を抱えるルーキー中道への球団のサポート体制についての記事がありました。

オリックス球団としては、
中道に、安達が通院する兵庫県内の病院を手配し、
安達と同じ担当医の診察が受けられるよう陰ながらサポートしているようす。
中道にとって、
これほどありがたく、力強いことはないでしょう。

現在経過は良好で、不参加も噂された春季キャンプの参加も医師の許可次第では参加となる模様。
順調に回復しているのが、ただただうれしい。

「いろんな方のサポートに本当に感謝しています。支配下登録はもちろんなんですけど、中道を獲ってよかったと思っていただけるように、野球以外でもしっかりやっていきたいです」と語る中道の未来は、
きっと、明るい。




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