祈優勝! オリックスバファローズ

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アダム・ジョーンズ

~オリックス、アダム・ジョーンズ入団会見①「優勝は保証できない」 の巻~




入団会見

パニックを引き起こしたアダム・ジョーンズの来日。
人気と縁遠いオリックス側の見通しの甘さを感じた事件ですが、その直後に行われた入団会見について。

以下、スポニチからの引用。

 ―多くのファンが出迎えたが。

「非常に温かく迎えてくれた。子どもに戻ったような感覚で、日本に着いてから、どういうことが起こるか、予期していなかったが、ああいう形で温かく出迎えてくれた」

―日本の野球、投手の印象は。

「WBCの日本チームは日本の中でもトップが集まる印象。みんな能力が高いのも分かっていたし、日本チームの準備の仕方も参考になると思った。米国では試合、準備の仕方もスタイルも違うが、私も影響を受けた。日本人選手とプレーすることがあって、こういう機会を得て、日本でプレーできることは非常に光栄に思う。日本では文化や食べ物が違ったりするが、新しいことにチャレンジして、楽しみたい。最後には勝ちにつなげたい」

第4回WBC準決勝、松田が三塁ゴロをファンブルして取られた決勝点。
そのサードゴロを放ったのがアメリカ代表だったアダム・ジョーンズ。



マレーロ

 ―日本やオリックスに入る決め手。

「決め手は非常にシンプルです。妻と海外で住めたらな、と話していた中で、こういう機会を頂いた。多くの選手から日本の良いことを聞いたし、例えばクリス・マレーロからも聞いていて、簡単に決断することができた。こういう機会がない選手もいる。年を取るにつれて、決断をすることは難しいが、自分はユニークな人間なので、こういう決断をした」

―ダイヤモンドバックスで平野佳寿ともチームメートだった。

「契約するときは平野投手からはアドバイスはなかったが、日本人のトレーナーがダイヤモンドバックスにいて、彼から良い情報をもらっていた。日本に来たら楽しめるというポジティブな意見をいろいろもらったので参考になった。上原浩治さんとも一緒にプレーして、彼からも日本のファンは楽しませてくれる、とか試合もライフスタイルも楽しめると聞いていた。球場でリラックスしてプレーしたい」

マレーロ、上原、平野。
ボストンの印象が強い上原の最初のMLB入団先はそういえばボルチモアでした。

起用法も含め決して満足、納得のいくものではなかったであろうマレーロのオリックスでの晩年。
にもかかわらず、マレーロが日本の野球、オリックスのことを悪く言っていないのは嬉しい限り。
最後まで好印象のマレーロでした。



「言動全てが勉強になる」

 ―米国同様に活躍するには。

「成功のカギは、まずは健康第一。ケガなくプレーできれば何か良い仕事ができると思う。試合に対して準備をして、健康でいて、新しいチームメート、コーチ、ファンの皆様に健康な状態で会いたい。マッサージもしっかり受けたい」

―オリックスには若い選手も多い。アドバイスは。

「自分はメジャーでも経験がある。オープンブック、という形で、オープンな状態でいたいし、いつでも質問してもらいたい。自分も質問が出てくると思うし、自分は正直でいたい、変えたくないので、皆さんから聞いてもらったことは正直に答えたい。チームメートのために全て答えたい」

複数年で10億超の年俸を貰いながら長期の離脱がなかったアダム・ジョーンズ。
自己管理能力の高さが表れています。

福良が言うように、「言動全てが勉強になる」アダム・ジョーンズ。
遠慮していてはもったいない。



「確実に保証できるのは、一生懸命やること」

 ―ファンにメッセージは。

「まず、優勝は保証できない(笑)。ただ、確実に保証できるのは、一生懸命やる。勝てるようにやること。春のキャンプや試合で、一生懸命やるところを見てほしい。自分は言い訳はしない」

そこを目指すことはできても、一選手が優勝を保証できるはずはなし
たとえそれがメジャーバリバリの選手であっても。

「優勝」を保証してもらうよりも「一生懸命」を保証してもらった方がありがたい

実績十分のメジャーリーガーの一勝懸命な姿をみて、一人一人の選手がなにかを感じてくれれば。
そのような各選手の意識変化こそが、オリックス負の土壌の改良に繋がる最短の方法なのかもしれません。





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