~オリックス・ジョーンズ、二軍落ち の巻~
ジョーンズ
オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)が17日、出場選手登録を抹消された。
ジョーンズは腰の張りを訴え、前日16日の楽天戦(ほっと神戸)を欠場。14日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも下半身のコンディション不良のため、ベンチ入りメンバーから外れており、前日16日の試合後、中嶋監督代行は「プレーするのは難しいかな、と。(状態は)そこまで深刻な感じじゃなかったですけれど。コンディションをしっかり上げてもらわないと。そこを無理する必要もないので」と説明していた。
ダイヤモンドバックスから入団して1年目の今季は70試合で打率・255、10本塁打、35打点。10日の西武戦(メットライフ)で日米通算2000安打を達成していた。(SANSPO)
二年契約。
最下位もほぼ決定で無理して出す必要もなし。
ただ、いようがいまいが大して影響がない、むしろ若手育成を考えるといまはいない方がいいと思えるくらいの成績なのが悲しい。
「自らの価値」
オリオールズと結んだ6年契約最終年、FAイヤーの2018年。
若手への切り替えを進めるオリオールズフロントはジョーンズのフィリーズへのトレードを画策するも、ジョーンズは拒否。
「自らの価値を保つため」とトレード拒否の理由を述べていましたが、コンディション不良によりフルシーズン働けない現状、当時に比べ膨らんだ腹回りをみて、いまジョーンズ自身「自らの価値」についてどう考えているか。
来季、この若く青いチームがもし優勝争いをすることがあれば必要不可欠な戦力であることは間違いなく、であるならばキャンプでの調整から見直してもらいたいところ。
杉本裕太郎
九回裏、一点返して二死満塁。
ヒットでサヨナラの場面で、杉本裕太郎。
初球の変化球の見逃し方をみて真っすぐ狙いは一目瞭然。
二球目、その真っすぐが来るもそれはボール球。
しかしバット止まらず、一邪飛にてゲームセット。
試合としては楽しめましたが、アウト直後の杉本の表情が物語っていたように、もったいない凡打に悔しい敗戦。
五番・松井佑介
敗因を一つ挙げるとすれば、五番に松井佑介を入れたことか。
対左の成績もここ最近の調子も杉本の方がよく、ここが逆だったならばどうなっていたか。
四番・吉田正尚の前に福田周平を置いたのは正解。
出塁率の高い打者を最強打者の前に置くは道理で、さらに言えば彼らに打席を一つでも与えるために一二番に置けばなおよし。
サンディエゴに研修までいった中嶋ですが、いまのところ二番最強論には与しない模様。
ロドリゲスにモヤ
ジョーンズの代わりに上がってきたのは、ロドリゲスにモヤ。
八番・ロドリゲスは反撃のタイムリー一本、モヤは最終回四球を選び、それぞれ仕事をしました。
いまの順位とチームの方向性を考えれば、彼らを使うよりも若手に機会を与えたいわけで、もしかするとラストチャンス。
立場的には厳しく、驚くような爆発をみせて残留への足掛かりを築きたいところ。
Tの代打アーチ。
Tの描く放物線はあいかわらず美しい。
チャンスでこれが観られれば最高なのですが。
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