~オリックス、実のない消化試合 の巻~
6勝16敗1分けと8勝17敗
初回、左キラーの川島のスリーベースから始まって、不振のデスパイネのスリーランで3失点。
いきなりのハンデを克服できるだけの打線ではなく、一方的な展開で負け。
これでソフトバンク戦は6勝16敗1分け。
ソフトバンクにとっては一戦も落としたくない、シーズン終盤のオリックス5戦できっちりと3連勝。
西武の選手もファンももう少しオリックス頑張ってくれと思っていることでしょうが、対西武も8勝17敗と大きく負け越し、9月は4連敗でフィニッシュ。
西武・ソフトバンク、どちらも勝利を計算し、どちらもきっちり白星を重ねる。
オリックスの選手に意地があるのか分かりませんが、意地があってもどうしようもないくらいに実力の差が明々白々。
実のない消化試合
0-8と、これぞ消化試合という試合展開での負け。
西村の続投も決まり、来季に大きく舵を切ってもよいものの、なんとか5位に組み込みたいと思っているのか、新戦力は脳震盪特例の宜保以外なし。
若手起用してのこの点差ならば、別段文句も言いませんが、ほぼベストメンバーでのこの大敗は応えます。
連休最後の京セラでの、実のない消化試合。
これで金をとってよいものか。
宜保翔
打線はソフトバンク先発・高橋礼の前に7回散発2安打。
そんななか、宜保が初ヒット。
宜保らしい巧打で左中間を破りました。
二軍降格直後にセンターバックスクリーンにライナーで運んだ太田と違い、バットテクニックで安打を重ねるタイプの宜保。
岡崎・廣澤をさしおいての二度の昇格がその期待を表しています。
腰痛
先発のアルバースは、昨シーズンの腰痛発症以降、好調時が長く続かず。
プロスポーツ選手のヘルニアは保存的治療では完治は難しく、2年契約も残っているのも加味すれば吉田正尚のように外科的治療を受けてほしいのが本心。
今季いい形で終わって欲しいとの親心も虚しく、首を垂れてシーズンを終えました。
中継ぎ陣で失点を重ねたのは、増井に山崎福也。
Bクラスが確定したいま、上にいる必然性を感じず。
ラストチャンス
明日の日本ハム戦は、張奕vs金子の師弟対決。
金子に張の成長をみせつけてほしいものの、それ以前にいい加減金子から点を取れと強く言いたい。
勝ち逃げされてもおかしくないなか最後にもう一丁金子をぶつけてきたのは、栗山にとって白星が見込める組み合わせだから。
これぞまさしくラストチャンス。
どんな負けより腹立たしいとファンがこれだけ思っているのだから。
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