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アルバース

~オリックス、新外国人・アルバース、初お披露目 の巻~




 アルバース

 オリックスの新助っ人・アンドリュー・アルバース投手が12日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板した。園部聡、安達了一、伏見寅威を相手に14球を投げ、持ち味の制球力を発揮した。

先発ローテ候補の左腕はカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップと全球種を使い、打者3人をわずか14球で打ち取った。1死二塁から始まったフリー打撃。まずは園部を遊ゴロ、続く安達を右飛、そして最後は伏見をチェンジアップで投ゴロに仕留めた。無安打、無四球と上々の立ち上がりを見せたアルバースは「今日は打者の反応を見たかったし、変化球がどれだけ曲がるか見たかった」と納得の表情を見せた。(Full Count)

オリックスの新外国人、アルバースが初お披露目。

昨年マリナーズに所属したアルバース。
約1ヶ月の間に5勝を挙げた期待の左腕は「技巧派」と称されることが多いのですが、
その開眼の裏には、フォーシーム中心のピッチングへのモデルチェンジがあり。

実際映像でみてもメジャーの強打者相手にストレートで押す場面も多くみられ、
そのストレートを楽しみにしていました。

しかし、
目の前に現れたのは、
まさしく「技巧派左腕」そのものでした。



 ミッシュ以上コーク未満

変化球も豊富で制球もよく、大崩れの心配はなし
しかし、打者を圧倒するような投球ではなく。

まだ調整途上とはいえ、
MAX136キロのストレート
キレ、球威ともにあまりにも頼りなく。

福良曰く「コントロールは心配ないかな。変化球も問題なさそう。あとはどれだけ真っすぐが上がってくるか」。

同感です。

現状、
昨年、開幕二戦目を任されたコークの方が上という印象。

まだ登板1回だけですが、いまのところ、
ミッシュ以上コーク未満というところでしょうか(ミッシュ、ご記憶でしょうか?)。



 静止

ひとつ気になったのは、セットポジションでの静止

昨年までなら確実にボーク
各球団の監督からの要望もあり、セットポジションでの静止が今年からかなり緩められましたが、
それでもいまのままでは、グレーゾーン

打者3人、14球で打ちとったとはいえ、
アルバースの投じたボールよりもその「間」に打者が戸惑ったようにもみえ。

それも個性。
しかし、
この変則モーションが唯一の武器になるようでは、正直厳しく。

気温の上昇とともにストレートの状態が上がっていくことを、期待します。



 ホフマン

アルバースのピッチングを観たとき、ふと、
ある投手を思い出しました。

ガイ・ホフマン

阪急からオリックスに球団が譲渡された1989年のオリックス元年に来日し、
一年目9勝、二年目8勝を挙げた技巧派左腕

ブルーサンダー打線の強力援護をうけながら、
太々しい風貌に反して、粘り強く低めに変化球を集めて打者を打ちとっていき、
白星を積み重ねていきました。

アルバースのような軟投派の投手には打線の援護が必須
リードすればするほど、打者がきわどいボールに手を出しアウトが増えていきます。

しかし、ホフマン、
現在61歳。

オリックスを愛し続けてうん十年。
私も年をとったはずです。




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