~オリックス・荒西祐大、西武相手に好投するも の巻~
荒西祐大
これで4試合連続の西武戦先発となった荒西祐大。
7月21日:5回0/3/被安打6・奪三振3・失点4
8月2日:3回2/3/被安打6・奪三振3・失点8
9月3日:7回/被安打3・奪三振4・失点2
そして
今日:6回0/3/被安打5・奪三振7・失点4
前回も好投でしたが、今日も同じく。
二回から四回にかけて、8人の打者から6つの三振を奪ったシーンは圧巻でした。
相手が悪かった
三振7つ全てが空振り三振だったように、変化球・ストレートともにキレがあった荒西。
前回今回西武先発が好調のニールと、相手が悪かった。
荒西の次回登板は日本ハム戦となりそう。
この4連戦の試練に比べれば相手的にはだいぶ楽。
来季先発ローテ入りを狙うためにも、きっちりと抑えて来季に向かいたいところ。
「野球は長打で決まる」
安打数は、オリックス・西武ともに7本ずつ。
点に直結する与四球も、オリックス1・西武0と互角。
だのに、終わってみれば、0-5と大差。
その差は、単純に長打力。
長打1本のオリックスに比べ、長打4本の西武。
「野球は長打で決まる」とは、現マリナーズ・菊池雄星のことば。
8勝17敗
今日の対決で今季の西武戦は終了。
最終戦も負け、8勝17敗とダブルスコアで完敗。
対西武チーム打率は,271と他チームとの対戦打率に比べ格段にいいものの、対西武チーム防御率は5.77と格段に悪い。
オリックスを投手王国と勘違いする声をときたま聞きますが、チーム防御率4.09は現在リーグ5位。
長打力不足という明確な欠点の前に隠れがちですが、投手陣の補強も必須。
つまり、穴だらけということです。
外崎、大城
しかし、今日も打たれた外崎はこれが第25号。
秋山20、中村29、森22、そして山川42。
オリックスの主砲吉田正尚と同レベルそれ以上の選手がずらりと5人並ぶ打線は、強力で恐怖、そして心から羨ましい。
外崎などユーティリティ的存在でしたが、いつの間にか不動のレギュラーに成長。
その裏には打力向上があり。
外崎の代わりにユーティリティとして日本代表にも選ばれた大城滉二が、はたして外崎のような成長曲線を描けるかといわれれば、否。
選手の成長には所属するチームの環境・空気が影響することは間違いなく、
「本塁打は0でもいいので」などと契約更改の場で平然と発言するような土壌は、オリックスにあっても西武にはないでしょう。
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