~オリックス、貧弱打線でサヨナラならず の巻~
貧弱打線
九回二死満塁のピンチを代わった神戸が凌ぎ、
十回十一回十二回と投手がテンポをつくって打線にバトンを渡すも、貧弱打線はサヨナラの機会すらつくれず。
声を嗄らして一年間応援してきたファンに、シーズン最後サヨナラという形で報いることはできず、引き分け。
こういう展開の試合を決めるのは長打。
宜保、鈴木昂平、中川、西野、小島、小田、佐野。
オリックスファンなら願いはするも、彼らの一発を心から信じていた人はいなかったのでは。
粘投・荒西祐大
先発は荒西祐大。
調子がよくないなか、まさに粘投。
ソフトバンクの早打ちにも助けられ、97球で九回のマウンドに上がりました。
九回も三球三振から始まり、ツーアウトツーストライクまで持ち込みましたがそこから4つボールを続けフォアボール。
さらにルーキーにヒットを打たれ二死満塁となったところで交代。
あとワンアウトというところでしたが、内容的には交代やむなし。
シーズン終盤に西武・ソフトバンク相手での好投は自信となるはずで、完投は来季の目標に。
一番・吉田正尚
首位打者の可能性が残る吉田正尚を一番に据え、打席を多く与えヒットを打てる機会を増やしましたが、5‐1で夢潰えた模様。
ただ、昨日今日の連弾で30本にリーチ。
明日も一番に置き、今度はヒットでなく本塁打の機会を増やしてあげてもらいたい。
吉田未踏の30の大台。
そういえば3年前に日本人最多の31本を放ったのがT-岡田でした…。
右打ち・佐野皓大
十二回最後の打者となった佐野皓大。
相手が右の松田も、左ではなく右打席に入りました。
左打席の打率は,175、右打席は,238。
,175でもよく打っていると思うくらいの内容の左打席。
この決断は来季に向けての決意表明ですが、これでいいと思います。
岸田護引退試合
こういう試合を取れていればこの順位にはおらず、
こういう試合を取れていないからこその最下位。
今季の課題が凝縮した試合ではありました。
明日の試合が今季最終戦。
しかしそんなことより、
ファンも、選手も、みんな大好き、岸田護の引退試合。
あの独特なフォームが観れるのも明日が最後。
明日は、
ファンのみんながベンチ通路に並び、ベンチ奥に消える岸田の臀部を叩く番。