~オリックス・荒西祐大、3つの無駄なフォアボール の巻~
弱気と技術不足
オリックス先発は荒西祐大。
巨人打線、怖いのは二~四番だけ(個人的には七番の吉川尚輝を高く評価していますが)。
そこを防げば点は取られないのに、二番坂本を怖がって二死から2四球。
2回とも3ボール0ストライクはあまりにも弱気。
そしてそこから3失点。
二死からの四球ほどもったいないものはないことは投手なら誰でも知っていること。
それを犯してしまう(しかも2回ともの3‐0)のは、弱気と技術不足。
3つの無駄なフォアボール
そして踏ん張りどころの六回。
こちらも二死から四球、しかも(代わって入ったとはいえ)九番打者に。
球数90球超え。
ここら辺は制球もアバウトとなり疲れがみえましたが、それでもここの四球は余計。
前回登板に比べボール一つ分は低くいき、修正がみられた荒西。
そのような改善も一気に吹き飛ばした、3つの無駄なフォアボール。
Tと宜保
巨人先発のサンチェスのストレートに押され気味だった打線。
そのなかで、吉田正尚とT‐岡田の和製大砲は強く引っ張れていました。
二死からのTのタイムリーは、先制されて即逆転の一打。
こういうところでの一本がありがたい。
ショートでスタメン出場の宜保翔は、最終打席でヒットを放ち連続試合安打継続。
初回のファインプレー、難しいバウンドの処理も見事でしたが、それよりも捕ってからスピードの速さに驚くばかり。
これぞまさにプロで、宜保の身体能力の高さも窺い知れます。
モヤ
心配なのはモヤ。
ジョーンズと比べると明らかですが、縦の軸がずれてミスショット連発。
打ってなんぼのプレーヤー。
アルバースの回復具合次第ですが、勝俣好調、先発崩壊を考えるとモヤの状態がこのままだと、まさかの外国人野手1人態勢の可能性も。
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