~オリックス、巨人に連勝 の巻~
コーク
昨日に続いての対巨人2連戦。
今日の先発はコーク。
前回の登板ではスライダーを外角に集め、好投。
一気に評価を高め、
ここで結果を残せば、開幕ローテ入りに大きく大きく前進する大事なマウンドで、
5回を15人で抑えるパーフェクトピッチング。
期待以上の投球をみせました。
とにかく低めに変化球が決まる。
決まり続ける。
スピードはそこまで速くないものの、
根気強い丁寧なピッチングは、これぞ投手の鏡という内容。
金子・西・ディクソンに続く先発4番目の椅子を、自らの左腕で掴み取りました。
すばらしいピッチングでした。
チーム一丸
オリックス、4回裏の攻撃。
そこまで完璧に抑えられていた前日本ハムの吉川を攻略し、打者一巡の攻撃で5点奪取。
対左腕ということで一軍に呼ばれた一番・武田がライトへツーベース。
西野が送って、三番・安達が還して一点先取(器用なので二番で使われていますが、安達の三番も魅力的です)。
ロメロフォアボールの後、T・伊藤の連打。
最後は若月のツーベースで勝負あり。
こういうチーム一丸の攻撃が観たかった。
二本のツーベースで首脳陣の期待に応えた武田。
一昨日の懲罰交代の屈辱を自らのバットとリードで晴らした若月。
若手の活躍が目立ち始めました。
いい傾向です。
サード・伊藤
今日もサードで先発出場の伊藤。
四回には、セーフティバントを仕掛けてきた俊足・重信を、
的確な状況判断と強肩でアウトにする。
捕手生活で培った読みと敏速な送球は、
マスクを脱いでもいきています。
伊藤のサードに懐疑的だった私も、
いろいろな感情を内に秘め、チームのために努力する伊藤の姿をみて、
考え直しました。
伊藤のサード、十分にありです。
フィールディングも、小谷野以上とは言えませんが、中島よりは上。
バッティングもスイングが波打たず振りが強い。
開幕スタメンにサードとして名を連ねていてもおかしくありません。
人間、腐ってはダメですね。
伊藤の背中に教えられました。