~オリックス・ディクソン、右肩甲下筋筋損傷 の巻~
ディクソン
若手主体で臨むと西村が公言していた通りの布陣で巨人戦に臨みましたが、その巨人も若手主体。
オリックスの先発は先発4本柱のディクソン。
ならばこちらはしっかりと抑えたいところ。
そのディクソン、簡単にツーアウトを取るも、そこからバタつき2失点。
二回はさらに乱れ、球が高めに浮いて2失点で2回を投げ4失点。
あまりにもの内容に首を傾げていたところ、残念なニュースが飛び込んできました。
右肩甲下筋筋損傷
オリックスのブランドン・ディクソン投手が9日、京セラドームで行われた巨人とのオープン戦に先発し右肩の違和感を訴え2回5安打4失点(自責3)で降板。試合後に病院で診察を受けMRI検査の結果「右肩甲下筋筋損傷」と診断された。10日からは2軍施設でリハビリを行う。
開幕ローテ入りが濃厚だった右腕に西村監督は「投げられないとなったら候補がたくさんいる中から当てはめていかないといけない」と厳しい表情を見せた。
試合後に病院から球場に戻ってきたディクソンは「明日にトレーナーと話し合ってからになる。そんなに悪いとは思っていない」と軽症であることを強調した。(Full-Count)
昨季も9月に入ってすぐに右肩痛(炎症)のため離脱し、そのままシーズンを終えたディクソン。
同部位かは定かでないものの、同じ肩痛であり心配。
ディクソンの感覚としては軽症も、この時期の負傷で開幕ローテからの脱落は確実。
ディクソンの代わりを務めるは果たして誰か。
山崎福也
助っ人の代わりは助っ人、といきたいところですが、昨日のエップラーのピッチングでは物足りず。
ならばキャンプから好調続く山崎福也か。
その山崎福也、今日の試合で四回から4イニング投げ、被安打5・奪三振3・与四球3・自責点1(失点3)。
球速アップがどうこうという話がありましたが、実際そこまで感じず。
七回の失点は頓宮のタイムリーエラーとはいえ、二死無走者から2連続四球を与えランナー貯めては話にならず。
ディクソンが抜けたとはいえ、山崎福也のローテ入りは、なかなか難しい。
順当にいけば、山岡、アルバース、山本に続くのは東明、小林。
六番手を、松葉と教育リーグで好投したK‐鈴木が争う形。
山田修義
3連続四球で押し出しの山田修義がファーム落ち。
アウトローの出し入れが山田の生命線も、アウトローどころかストライクが入らず。
特にストレートは紅白戦から高めに抜ける場面が多くみられ、修正するどころかさらに悪化。
野手ではショートの山足が2エラー、5タコで厳しい結果に終わりました。
故障の連鎖
ディクソンの肩痛に加え、
数日前には近藤が肘痛、人的補償の竹安が肩痛で離脱。
ドラ1・太田も死球で前半戦アウト。
ここにきて怪我人が目立ってきて、あれほど強固にみえた投手陣にも綻びが感じられます。
采配が昨年までと違い柔軟で楽しみが増していたなか、そこに水を差す故障の連鎖。
だからといって金子や中島が入れば、とは思いませんが。