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ディクソン

~オリックス・抑え候補、ディクソン の巻~

 手応え

オリックス福良淳一監督(56)が春季キャンプの19日、ブランドン・ディクソン投手(32)を先発から抑えに配置転換するプランを持っていることを明かした。(日刊スポーツ)

この件に関しては、デイリースポーツの達野氏が予言(~オリックス、Aクラス間違いない の巻~参照)していました。
それに関して私は、実現性は低いと書いていたのですが、
福良はやはりその秘策を温めていたようです。

そのデイリースポーツの記事内で、福良はこう語っています。
「先発の競争は激しい。東明や近藤は場合によってはリリーフに回すこともある。先発の頭数がそろえば考えていることもある」と。
「考えていること」が、このディクソンの配置転換で、
その大前提として「先発の頭数がそろえば」と述べています。

ということは、このキャンプを通して、
先発陣に関して手ごたえを感じているということ。

古くからある野球界の格言、「野球はピッチャー」。
福良の発言を鑑みるに、
今年は楽しいシーズンとなる可能性が高そうです。




 備え

守護神は侍ジャパンの平野という位置づけは現状では変わらない。ただ「WBCでどうなるかわからない。ちょっと心配なところもある。考えておかないと。あくまで備えだけどね」と話し、シーズン開幕時の状況で対応する構え。代役候補の1人がディクソンという。

過去4年間はすべて先発として登板してきた。福良監督は「球が強いからね。(先発して)80球を超えるとちょっと落ちてくる。そこを考えた場合にね」と短いイニングでの適性があると見ているようだ。

上述のように、完全な転向ではなく、
あくまで備え。
WBCボールへの適応に苦しんでいる平野。
また調整も、いままでのキャンプと違い、かなりの前倒し。
福良が言うように心配な面も確かにあり、
そこに前もって手を打っておくのは指揮官として大切なこと。

ただ、これも以前の記事で書いていますが、
私は、ディクソンに抑えの適応はないと考えています。

いくら備えだとしても、あえてディクソンをもってくるくらいなら、セットアッパーの吉田一将もしくは塚原にクローザーを任せたほうがいい
オリックス投手陣の未来を考えても。
そして空いたセットアッパーには、いまのオリックスで最もストレートに力のある近藤を据える

こっちの方が自然だし、抵抗も少ないはず。

ディクソンにはしっかり先発三本目の柱として働いてもらうべきです。
そして念願の二桁勝利を今年こそ達成してもらいたい。




合流

今日の一軍練習メニューに、
小谷野、山崎勝、川端の名がありました。
代わって、飯田、吉田雄、武田がファームへ。

二軍でセガサミーとの練習試合があった関係かもしれませんが、
下で調整してきたベテラン勢も合流し始め、
いよいよ本格モードに突入のようです。

Tの背筋痛や青山の故障(脊椎捻挫)の情報もありましたが、
Tに関しては、次クールから通常メニューに。
青山も病名は大層なものですが、実情は寝違え。
大丈夫でしょう。

春季キャンプもあと2クール。
若手の台頭がないのが寂しいですが、主力陣の調整が順調なのはなにより。
「順調ではまた最下位」と御大に怒られそうですが…。



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