~オリックス・ディクソン、2年契約合意 の巻~
ディクソン残留
9月2日、スポーツ報知の記事です。
オリックスのブランドン・ディクソン投手(32)が来季も残留することが1日、分かった。
来日5年間で通算43勝の右腕について、球団は大きな故障がなく安定した投球を続けていることを評価。
早くから残留の方針を固め、新たに2年の複数年契約で大筋合意したもようだ。
今季で2年契約が切れ、その動向が注目されていたディクソン。
予想通り、オリックス残留のようです。
2013年オリックス入団後、8→9→9→9勝。
二桁勝利にはいまだ手が届いていないものの、中継ぎ陣(とくに平野)に消された白星も多くあり、実質二桁は勝っています。
しかし、
助っ人ピッチャーとして及第点かといえばそうではなく、正直物足りない印象も。
それを表すのがここ4年の黒星の推移。
8→10→9→11敗。
白星と同じくらい、いやそれ以上負けています。
今季もこれまで8勝9敗と、例年通りです。
イニングイーター
エースとして期待するのは厳しいですが、
先発4、5番手ならばこれほど頼りになるピッチャーもいません。
イニングイーターとしての役割も十分に果たしてくれます。
金子、西、山岡、そして山本由伸。
そのあとにディクソンが控えるローテーションとなると、先発陣は厚みを増します。
もしくは、
平野WBC出場での危機管理として立案されたディクソン・クローザーか。
私的には、
ナックルカーブという武器はあるものの、
力で抑え込むタイプではないディクソンにクローザーを任すのは非常に心配。
やはり、慣れ親しんだ先発で起用したほうが力を発揮できそうです。
オープン戦、安定した投球をみせたコークも、
怪我はあったものの2勝どまり。
爆発力はないが、安定した成績を残し続けるディクソンの再契約は、オリックスにとって吉報でしょう。
金子vsバンデンハーク
明日からは地元でのソフトバンク戦2連戦。
金子の92球完封勝利で幕を開けたこのカードも、
時過ぎれば、5勝14敗と潰滅的な対戦成績。
ここ最近は4連敗→勝ち→4連敗→勝ち→4連敗と、
圧倒的な力の差をみせつけられています。
そして相手先発は、対オリックス負けなしのバンデンハーク。
勝てる予感がしませんが、
オリックス先発が金子というところに一筋の光明あり。
二桁勝利を達成した前回のロッテ戦では、
後半、金子らしいピッチングができていました。
なんとかバンデンハークに黒星をつけたい。
金子がいかに辛抱できるかが鍵となりそうです。