~オリックス、福田の小技と宮城の快投で5連勝! の巻~
〇●〇〇●〇〇●〇△〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇●●△〇△〇〇〇〇
〇●〇〇●〇〇●〇△〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇●●△〇△〇〇〇〇。
上記は、交流戦ヤクルト戦以降の星取表。
壮観なり。
21勝5敗3分け。
この間だけで貯金16。
交流戦終わっても順調に白星を伸ばし、西武相手に快勝、完勝、辛勝でスイープ。
強い。
簡単に一点先制
吉田正尚が打たねば沈没が昨年までのオリックス丸。
今季は吉田以外の攻撃陣の働き顕著で、このカード初戦は杉本が活躍し、この試合では福田周平。
初回の初球、相手先発・外国人のニール相手にセーフティ敢行し成功。
ここで二番の宗に送らせず当然のように強攻、ヒットで無死一二塁。
ニールの暴投で福田が三塁に進み(宗も進まなければいけない場面)、吉田の内野ゴロで簡単に一点先制。
簡単に、という表現を用いてしまうくらいに点の取り方がスムーズ。
それはまさに強者の取り方。
セーフティ
三回の2点目も二死から同じく福田・宗の一二番の連打によるもの。
そして五回は一死二塁から福田が再び絶妙なセーフティを決め、吉田正尚のタイムリーを呼びました。
初回は右に三回は左に。
福田の、粘りに次ぐ武器である小技でニールを揺さぶり、瓦解させました。
素晴らしい。
宮城 vs 山川
先発の宮城は中村・外崎の2本塁打の2失点。
山本同様、これで防御率が上がるという異次元のレベルにいます。
見どころは1点リードの八回。
一死から八番にこの試合初の四球を与えて代打・同郷の山川。
一発出れば逆転の場面で変化球3球続けた後の真っすぐで空振り三振。
ほぼど真ん中も山川のスイングをみれば変化球待ちで、ここは伏見の勝ち。
宮城 vs 源田
二死一二塁となってバッターはキャプテンの源田。
真っすぐ変化球いずれにも対応し、3-2のフルカウント。
10球目はアウトローいっぱいのスライダー。
好打者源田も当てるのが精一杯で、セカンドゴロ。
投げも投げたり、粘りも粘ったり。
高レベルの対決はまさにこれぞプロ。
平野 - 若月
九回裏は平野。
先頭の強打者・森には懐を真っすぐでついた後に真ん中低めのフォークで三振。
二死二塁、一打出れば同点のピンチで若手の呉との対決。
こちらも2球目にインハイ真っすぐをみせてからのフォークで内野ゴロ。
捕手鈴木がアウトローしか要求しなかった頃の真っすぐではありませんが、ならばと内にしっかりと放り込み印象付ける。
年を重ねたならば重ねたなりのピッチングがあることを平野が証明してくれています。
そして、王道と言えば王道も、若月のリードもさすがでした。
シーズン最初の山場
五輪休みまで残り3カードで、今週は楽天・ソフトバンクと6連戦。
シーズン最初の山場と思われます。
楽天戦には本田仁海と山崎颯一郎が初先発との報が。
リーグトップの打率を誇る打線が控えているので、自信をもって自らのボールを投げ切ってくれれば。
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