祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、福良野球で見事に敗れる の巻~




 宗、初ヒット

残り10試合を切ってもいまだ、両外国人と小谷野・中島の両ベテランをスタメンで使い続ける福良
未来のみえない福良野球満載のスターティングメンバーのなか、
きょうも九番に宗の名が。
ここだけが心のよりどころ。

その宗、ようやくプロ初ヒットを放ちました。
14打席目での初ヒットは斎藤佑樹からレフト前へ。
力強い打球でした。

始動時にヒッチするために、一軍レベルのピッチャーの速球にはどうしても振り遅れますが、
130キロ台の球ならば始動の遅さも気にならず。

きょうは最後までショートを守り続け、
一球の怖さをグラウンドレベルで体感したことでしょう。
こういう経験の積み重ねがきっと来季に繋がっていきます。



 吉兆

金子vs斎藤佑樹ならば楽勝と思いきや、
停滞するオリックス打線が斎藤の軟投に翻弄され、中島の犠飛とロメロの本塁打の2点のみ。

とはいえ、投球内容では金子もけっして負けてなく、
7回1失点の好投をみせました。
与四球0という点が最も評価されるべき点でしょう。

前回の楽天戦でも7回を投げ与四球1
制球よければそう簡単に崩れるピッチャーではありません。

前回今回の好投は、来季に向けてかなりの吉兆です。

投の柱はやっぱり金子だな、と思わすに十分なピッチングでした。



 リードミス

1点リードのまま、金子から近藤とつなぎ、最後はもちろん平野。
簡単にツーアウトと追い込み、
最後のバッター・横尾にも1-2とあと一球の場面で、アウトローの速球をライトスタンドに弾き返されました。

この一球、
平野は伊藤の構えたところに寸分狂わず投げています。
それでの被弾。
伊藤のリードが間違っていたという以外ありません。

その前の打者、レアードには一球インコースをみせてから、外のフォークで空振り三振。
横尾には外一辺倒で一発を食らう。
ここに問題がありそうです。



 バント

追いつかれた九回裏の攻撃。
中島が粘ってフォアボールを選び、一死一塁でバッター伊藤。
福良のサインはもちろんバント
で、
初球のインコースの球を転がすもピッチャーから二塁に転送され一塁へ。
最悪のバント失敗ダブルプレーでサヨナラのチャンスを潰しました

これぞまさしく福良野球。

打たせてもゲッツーはありますが、ヒットもサヨナラアーチの可能性さえもある。
バントでは目的が達成されて二死二塁、最悪は今日のようなゲッツー

福良はバントができなかった伊藤を責めるでしょうが、
そんなことより、
もういい加減、バントやめません?

セイバーでも、無死一塁と一死二塁では無死一塁の方が点が入りやすいと出ています。
統計より習慣を選び続ける限り、そこに進歩はないでしょう。

続投が決まった福良のこの悪癖

スタンド全体の大きなため息と、ときに怒声が、オリックス観客動員大幅減を物語っています



衝撃、笑劇

そして極めつけは、
勝ち越されたあとの11回裏の攻撃。

一死から小田に代えて、代打・山崎勝己
2015年の開幕戦、代打・田中大輔以来の衝撃、いや笑劇

右の代打登場でも、相手がまさかの山崎ならば、左の宮西も変わる必要もなく。
この続投、福良の無策を日ハムベンチが嘲笑ったかのように感じました。
で、案の定のキャッチャーフライでアウト。

代打ならまだ若月でしょう。
鈴木昂平も残ってはいましたが、それならば山崎と五十歩百歩か。

昨日の記事でも書いていますが、
勝敗にそこまでこだわる必要がないこの時期に、
守備要員兼代走要員を二人もベンチに入れておく必要がありますか?
しかも彼ら打率は、,059と,086。
まさしく真の守備要員。

その怠慢の結果、
打てそうな代打がおらず、こんな茶番をみせられる羽目となる

先のことがなにもみえていない
危機管理がまるでなっていない

これぞまさしく福良野球

ただ見方を変えれば、
福良が自らの采配を考え直すには最適な敗戦だったといえます。

福良、
いったいどんなことを思いながらこの長い夜を過ごすのでしょうか…。

追伸:安達が心配です…。




-福良淳一
-, , , , , , , ,