祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス・福良、終わりの始まり の巻~




 微動だにせず

3点を追う七回裏。
先頭の宗がヒットで出塁。
二番・大城のところで代打・T-岡田。

何度も書いていますが、
打撃に期待できない選手を二番に置く必要性を感じませんし(大城の打率,167)、
だからチャンスで一人選手を使わなくてはならなくなる。
それならば、なぜ吉田を二番に置かないのか

全くもって、理解不能の福良野球の象徴です。

そのT、高めのボール球を打ち、打球はハーフライナーでセカンド横に。
二塁の銀次、待って捕って態勢も崩れて二塁は微妙なタイミングで、判定はアウト(宗の判断ミスもあり)。
ランナーが残ると消えるとでは大違いのこの場面

ゆえにリクエストと思いきや、
微動だにしない、オリックス監督・福良淳一



 可能性すら手放す

リクエストしてもアウトのままであったかもしれません(たぶんそうだったでしょう)。
しかし終盤七回、
リクエスト行使し判定変わらずで権利が消えても十分なはず。

アウトのままだとなにも得られず、
リクエストを要求すれば、セーフになる可能性は生まれます

その重要な可能性を自ら手放す監督に、勝利の女神が微笑むはずもなく

また、
ここでリクエストを要求することで、
監督はこの試合を決して諦めていないと、選手に(ファンに)伝えることもできます。

チームを鼓舞する演技もできない監督に、勝利の女神が微笑むはずもなく



 捨てる

一死一塁となり、Tに代えて代走・小島
そして、大砲・吉田正尚の出番

楽天の抑え・松井が本調子でないいま、ここで吉田に一発が出て一点差で九回を迎えればなにが起こるか分かりません。
一発の可能性のある打者の前では、とにかくランナーを残しておくことが肝要

と思ったところで、
まさかの、小島のスチール

一発出れば一点差。
それができる吉田正尚。
ここで走る必要性は1%もなく。

もし走るのであれば、投手のフォームの癖を完璧に見抜いているなど
成功率100%でなければ走ってはいけない場面です。
この100%は、比喩ではなく絶対的条件としての100%です。

結果はアウト
チャンスは、
一瞬で潰えました。

というより、
捨てました



 常識も教科書も

この作戦ミスで、
ロッテ戦での四番・ロメロの場面での重盗失敗が福良のサインだったということが証明されたといっても過言ではないでしょう。

四番打者を打席に迎えてのダブルスチール。
野球の教科書には書かれていないため、一塁走者・吉田の判断ミスとの声もありましたが、
その声は、「まさかこの場面でそんなサイン出さないよね」という野球的常識論から発せられたものだったと思われます。

ただ残念ながら、
福良はそんな常識も、
そんな教科書も、持ってはいません



失笑と嘲笑

ランナーが消えて出た吉田の本塁打

先の采配ミスのため、
誰一人笑わない本塁打
私は人生で初めて観ました。

いや笑い声は聞こえてきました。
ライトスタンドからは失笑が、
レフトスタンドから嘲笑が

またも不可解な福良采配で、オリックスは敗れました。




 1点(だけ)を取りにいく

前述のロメロの場面では、3点を取りにいくよりも1点(だけ)を。
今回の吉田の場面でも、2点を取りにいくよりも1点(だけ)を取りにいくのが福良采配

一挙に4点入る可能性があるのが野球の醍醐味ですが、
そんなことは福良にとって、知ったことじゃありません。

だから毎回毎回、バントバントなんです。

バントバントで一点を取りにいく野球。
それも確かにあります。
ただ、去年のソフトバンクのように後ろがしっかりしている場合に限ります。

いまのオリックス中継ぎ陣にそれを求めるのは、大海を手で塞ぐようなもの。

とにかく、現状把握と状況判断ができていない



 福良オリックス、終わりの始まり

バントしなくていい場面でバントをし、
走らなくていい場面で走らせる

動けば動くほどドツボに嵌る福良采配のせいで、チームは迷走を始めました。

福良オリックス
終わりの始まりです。

なお、勝利の女神は、
勝負所を見失わず、適切にリクエストを要求し判定を覆させた、梨田楽天に微笑みました。

福良オリックス、
終わりの始まり。

いや、
もう既に、
終わっているのかもしれません




※twitterやっています。フォローしていただければ幸いです。

※お問い合わせはこちらからお願いします。

-福良淳一
-, , , ,