~オリックス、愚将・福良 の巻~
怒り
怒りで震えながら、筆を執っています。
名は知れているといえど、タイトルホルダーが誰もいない選手。
チーム強化の信念がみえないフロント。
優しすぎ、ある意味負け慣れしているファン。
どれも不十分ではあります。
ただ、
選手は昨年に比べると前向きに戦い、
フロント陣はチームの根幹となるスカウトや外国人補強で結果をだし始め、
そして、
ファンは、あらん限りの力をふり絞り、負けの込む現状に抗うべく、声を嗄らして応援しています。
しかし、チームのこの為体。
その原因はひとえに、
愚将・福良淳一にあり。
尋常ならざるバント狂
いつも通り、いろいろと試合内容や打順、もしくは山本やディクソン等について書きたいと思っていましたが、
福良が主導した九回のむちゃくちゃな攻撃のせいで、そんな気も失せました。
一点を追う九回。
先頭の小谷野が上手くすくって三遊間を破り出塁。
大事なノーアウトのランナーが出ました。
七番に久しぶりのスタメン起用の中島。
八番、なぜか打順が下がった宗佑磨。
九番、キャッチャー・山崎。
まずは小谷野に代走を出し、
九番・山崎のところで代打・T-岡田。
安達、大城と理解不能な一・二番を組んでいるため、Tで決めなければ負け、3連敗。
これが普通のオリックスファンの思考回路でしょう。
しかし、
福良は普通にあらず。
時代遅れの、尋常ならざるバント狂。
犠打成功率リーグ最下位
セイバーで犠打の有効性が明確に否定されているにもかかわらず、
今年も犠打にこだわり続ける福良。
きょうび、バントを推奨する人など、無知な頑固者と揶揄する声もあるくらいなのに、
今年も相変わらずのバント、バント。
福良のその頑質さに今年もまた苦しめられる。
犠打成功率はリーグ最下位。
なのに、
バント、バント。
九回一点ビハインド。
バッターは好調の中島宏之。
そんな福良の次の一手は、
ピンチバンター・鈴木昂平。
犠打のための代打を中島に代えて送る。
ほとほと呆れました。
絶対
足の遅い中島。
もちろんゲッツーという目はあるでしょう(現に今日もありました)。
ただ、こういう場面で打つために、
打で生きる選手は、つらい練習を積み重ねているのではないのですか?
3億5000万円、ただなにもせず貰っているわけではありません。
自主トレは異国で体を追い込み、
契約最終年の今年にかける気持ちは人一倍のはず。
いまの中島がゲッツーならば、それはそれで仕方ない。
一発逆転の可能性は低くとも(決して0ではありません)ヒット、もしくは四球を選ぶ可能性を捨ててまでして、
ピンチバンターを出す決断をしたならば、
ここは絶対に決めなければなりません。
勝負事で、絶対などといった幼稚な言葉は使うべきではないのですが、
この場面は、「絶対」です。
案の定、失敗
で、
案の定、失敗。
しかも、最も犠打しにくいインハイの直球に手を出し。
しかも、ボール球。
しかも、初球。
話にならない。
守備固めででは暴投し、
犠打を命じられても送ることもできない。
鈴木昂平個人の能力の問題はひとまず置いておくとしても、
なぜこのような選手を一軍に残しているのか。
ミスをした西武戦直後に落とすという、チームとしての厳しさを出さないからこのようなこととなります。
ピンチバンター・鈴木昂平。
結果論でなく、失敗しか予測できませんでした。
ストレートを3球放っただけ
自らチャンスを潰し、一死一塁。
バッターは宗。
2-0から今度は、代走の小田がスチール。
そして失敗。
無死一塁が、
自滅に自滅を重ねてツーアウトランナーなし。
この間、日本ハムがしたことは、
クローザーのトンキンがストレートを3球放っただけ。
3連敗
単独なのか、
はたまた代走の小田もしくは宗のサイン見落としか、
真相は分かりませんが、
福良のことなら、単独スチールのサインの可能性も十分にあり得ます。
福良なら何でもありですから。
結果、宗が内野ゴロでゲームセット。
負け。
3連敗。
土壇場でヒットを放った小谷野。
ピンチバンターを送られた中島。
そして、
出番なく、ネクストから帰った、チームリーダーのT。
彼らの胸に去来したものは、いったいなんだったか…?
限界
シーズン始まって一ヶ月。
これほど苛立ったことはありません。
いや、福良が指揮を振るい始めて、最大の憤りかもしれません。
あなたが動けば動くほど、試合は敗北に近づきます。
阪急時代からあなたのことが大好きでした。
あなたが日本ハムに移ったときは心から悲しみ、
あなたがオリックスに戻ってきてくれたときは心から嬉しかった。
そんな人間だから、言います。
もう、限界です。
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