祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、監督の差で3連敗 の巻~




不治の病・バント病

新外国人・ローチの初登板
K-鈴木の回跨ぎ、
チームを支えてきた吉田の乱調、
そして西野への代打。

書くべきことはいろいろとありますが、今日も突き詰めればこの一点。
オリックス監督・福良淳一の不治の病・バント病について。

ここでの痛い3連敗。
初戦は福良が動き出す(つまりバントのサインを出しまくる)と同時に打線が鳴りを潜め、
二戦目は無死二塁で三割打者に犠打を命じ、
そして今日も…。

時代遅れのバント教に今日も殉じ
チームを道連れに、
ファンを奈落の底に落としてくれました。



一つの勝利が、三つの敗北を呼ぶ

一時期途絶えていた、この悪習へのこだわりがまた息を吹き返してきたのは、
一つの成功体験が理由のような気がしてなりません。

7月18日の日本ハム戦。
同点に追いついた六回、
無死二塁から五番の伏見に送らせ、続く安達の犠飛で勝ち越し
それを、吉田、山本、増井が守り一点差で勝利。

犠打が勝利に繋がったこの稀有な一例をもって、
やはり犠打だなと、福良は再び確信(誤信)を抱いたのではないでしょうか。

偶々に近い一つの勝利が、三つの敗北を呼ぶこととなりました。



初回無死二塁で初球を犠打

初回、好調の大城がツーベースで無死二塁のチャンス。
ここで二番・福田は初球を犠打

初登板のローチに一点をという気持ちは分かりますが、
昨日も今日も無死二塁で送りバント。

一塁方向に引っ張れば少なくとも犠打と同じ成果となり、
それが抜ければ一三塁の大チャンス。

しかし併殺がなによりも怖い福良は、犠打。
いつも通りで工夫なく、
そして、
いつも通り一点も入らず。

この初回の攻撃(犠打)をみて、3タテを覚悟しました。



柔軟性

それに比べて敵将・井口。

こちらもオリックスに次いで犠打の多いチームですが、
若いせいか、
状況を鑑み、作戦を変える柔軟性は持ち合わせているようです。

吉田正尚の本塁打で同点に追いつかれた六回、
なぜか回を跨いだK-鈴木が先頭打者にストレートの四球を与える。
続く鈴木に、
犠打のサインはなし

開幕三戦目、
どこかの何某が、荒れ球のソフトバンク・中田相手に同場面で初球に犠打を命じていたのとは大違い。



バスター

ロッテが勝ち越した七回。

角中が吉田からツーベースを放ち、無死二塁で伊志嶺。
初球に犠打の構えを見せるもスルー
ファースト伏見が猛チャージを仕掛けるのを確認して、バスターに切り替え、大成功
ここで本日勝負あり。

敵ながら天晴。

試合始まったばかりの初回、
無死二塁で初球にあっさり送った福良。

試合も押し詰まった七回、
無死二塁でここが勝負とバスターを仕掛けた井口。

天は常に、勇気ある者に微笑みます。



動けば動くほどチームを敗戦に導く

3連敗自体は勝負事ゆえ仕方なし。
ただ、その内容があまりにもひどい。

マレーロも消え、弱かった打線がさらに弱体化。
鉄壁を誇ったリリーフ陣にも綻びがみられ。

ただそれ以上に、
動けば動くほどチームを敗戦に導く、バント狂の福良の存在

この3連戦、どちらに転んでもおかしくないなか、
得点期待値も勝利確率も下げる犠打に固執しつづけ、果ては自らが転びました



期待するだけムダ

力負けではない分、
三夜連続で溜まったこのもやもやが晴れることはありません。

こうなればいっそ、
福良が信奉するバント教に入信しようかと思いましたが、
ここに入っても、ストレスは軽減しても、秋口に幸せは待っておらず。

この3連戦の自分の采配を顧み
一回り以上下の井口の今日の采配をみて
なにを感じてくれたか。
なにかを感じてくれたか。

一軍の将として、少しでも自省してくれれば、
あの1勝が3連敗に繋がったのとは逆に、
この3連敗が未来の勝利にきっとつながるはず。

ただ、自省の時間はここ3年、腐るほどにありました
それでこれですから、
冷静に考えて、
期待するだけムダ
でしょう。




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