祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、強攻策で連敗止める! の巻~




強攻①

1点を追う五回、

先頭の吉田正尚が四球で出て五番の伏見
福良なら、犠打が十分に考えられる場面。
しかし、
福良の選択は、強攻

伏見がその期待に応えツーベース
次打者・宮崎の逆転タイムリーを呼びました。

犠打ならば1点。
強攻策ゆえ2点。

併殺のリスクはあれど、リスクを冒さずして成功はなく。
勝負事(ビジネス含めて)の基本です。



強攻②

追いつかれての七回。

一死から安達が出てバッターは今季初スタメンの吉田雄人。

ワンアウトといえど、
次打者が九番・若月といえど
福良ならば、十分犠打も考えられた場面。

しかし、吉田に代え代打・武田を起用し、
武田を信じて強攻

結果は出なかったものの、
盗塁仕掛けて、犠打同様に得点圏に走者を進めることはできました。



犠打→強攻

勝負の八回。

先頭の大城が四球で出て無死一塁で、バッター・西野
ここで、福良の選択は、犠打
犠打が上手くない西野が2球失敗したあと、強攻に切り替えツーベース

無死二三塁とチャンスを広げ、
ロメロが五回の宮崎同様にセンター前に弾き返し、ついに勝ち越し

勝負を決め、
長かった連敗に終止符を打ちました。



犠打に始まり、強攻に終わる

振り返れば、10日前のロッテ戦。
好調西野に勝負所で二夜連続で犠打をさせた結果、点が奪えず、この地獄の連敗が始まりました。

西野の犠打成功で始まったこの連敗が、西野の犠打失敗からの強攻で終わる
なんという皮肉。

もっといえば、
福良の犠打への異常な再執着がこの連敗を生み、その執着からの解脱が連敗を止める



少しでも

もちろん、結局は西野に犠打を命じたように、
基本は犠打なのでしょうが、
自らの価値観を変えるような大幅な変化を福良に求めても不可能。

ただ、なんでもかんでも犠打というのをやめてさえくれれば、
勝利はおのずから近づいてきます。

今日の強攻策(犠打からの強攻変更も含めて)が勝利を導いたことを、福良が少しでも理解してくれれば

今日の攻撃をみると、
さすがの8連敗で、
さすがの福良も、その愚に気付いてくれたような気がします。



ローチ

二回目の先発となったローチ

前回登板では、福良の采配にあまりにも頭にきて寸評できなかったのですが、
縦に横にボールを動かす、典型的なMLB型の投手
フォームにタメがないため、球速は出ませんがきっちりまとめ試合をつくりました。

投手陣の軸になるというピッチングではないものの、
西、山岡が不甲斐ないいま、
今後も先発の一角としての役割が期待されます。

初勝利も近いのではないでしょうか。




ロメロデー

八回、二盗三盗とグラウンドを駆け回ったロメロ
九回にはダメ押しのアーチで、今度はゆっくりとダイヤモンドを一周
好守もあり、ロメロデーといっていい活躍をみせてくれました。

ようやく、
長かった連敗を止めました。

西武に3タテを食らい、悲願の優勝は難しくなりましたが、
これだけ負けても借金は4。

Aクラスは十分可能です。

しかし、
久しぶりの勝利、
喜ぶというより、
ただただ安堵です。



-福良淳一
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