祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、最下位楽天に3タテを喫す の巻~




屈辱の3タテ

連敗を8で止めて迎えた最下位楽天との3連戦。
接戦をすべて落とし、屈辱の3タテを喫する
しかも、ホーム・京セラで。

空席の目立つ京セラドーム。
昨年、観客動員数10%減と衝撃の数字が出ましたが、
完全最下位の翌年、4位であったにも関わらずのこの落ち込み。

すでにファンは、想いが強い方ほどに、
福良のつまらない野球に愛想をつかしていました

それにもかかわらず続投させ、3年間進歩のない古い野球をみせられる。
それはまた今年も繰り返され、
迷走度はいよいよ増して。



リリーフ陣に頼り過ぎたばかりに

スタメン起用の白崎が、課題の外の変化球をライトに流して、2点先制。
この貴重な2点を背に腕を振り続けた先発のディクソン。

5回を投げ無失点も、97球。
いままでならば交代も大いにありえた場面も、酷使の影響で中継ぎ陣に疲労の色濃く六回も続投。
そこで点を取られ1点差に。

点こそ取られたものの、この判断は当然。
重厚なリリーフ陣に頼り過ぎたばかりに、
リリーフ陣はバタバタと倒れ、
先発陣は責任感育たず成長できず



リリーフ転向

七回は岩本
こちらはここ6試合で5度目の登板で3連投

櫛の歯が欠けるように中継ぎ陣が離脱した原因がどこにあるのか、学んではいないようです。

八回は、昨夜に続いての山岡
正式にリリーフ転向の模様。
社会人1~2年目はリリーフ登板も多く、救援投手としての評価が高かった山岡。
将来的には先発復帰となるでしょうが、この経験を今後に生かしてもらいたい。
また、今日の起用法をみると、
鬼門となっている八回を山岡に託すようです。



増井の決断

岩本、山岡がリードを守り、
最終回はクローザーの増井。

ツーアウト2塁で、好調楽天を引っ張る一番・田中がバッターボックスに。
高山がマウンドに行ったということは増井にどうするか委ねたということ。
そこでの増井の決断は、クローザーらしく勝負
ライト線に弾き返され同点。
続く茂木にセンター前にもっていかれて逆転。

二死からの逆転劇で地獄に突き落とされました。

田中を歩かせていれば…。
増井の判断にケチをつける気はありませんが、そう思わずにはいられませんし、
この大事な場面、一選手に委ねずにベンチが決断していれば、とも思います。



完全崩壊

救援失敗が続く増井
近藤も吉田一将も、ファームに落ちた山本も。

とにかく今季のオリックスの勝ちパターンは完全崩壊

打たれた投手は責められないとここ最近書き続けていますが、
今日も増井に対してその思いは変わらず。

それだけ何度もチームを救ってきた証拠であり、
裏を返せば、それだけ彼らに投げさせ続け負担を与え続けてきた証拠でもあり。

以前連続完投なし記録は不名誉ではないと書きましたが、
不名誉ではなくともやはりそれは異常であったということ。
早めの継投を繰り返し目先の1勝に拘り過ぎた末のこのリリーフ陣の瓦解です。



初球犠打に代打・小谷野

相変わらず、打てない打線。
選手個々の能力の低さはもちろん否定できませんが、
納得できなかったのが八回裏の福良の采配

この回から代わった松井が、先頭の武田にストレートが3つ外れてのストレートの四球
制球に苦しみ続けているのが今季の松井の特徴で、それを象徴するこのフォアボール。
二番・大城でいろいろな策ができるなか、
福良のサインはまたしても初球からの犠打

初回の犠打など、以前に比べ不必要な場面でのバントはだいぶ減ってきましたが、
大事なところでは、待ってましたと涎を垂らして犠打のサイン
相手投手がどういう心理状況化など全くもってお構いなく。

続く三番・西野で、相手が左投手ながら打たせるのであればそれはそれでよしと思いきや、
やっぱり代打
しかも小谷野
いまの小谷野では無理と、半分笑いながら観ていると案の定の三振。



指揮官に問題あり

動けば動くほど空回りするのが福良

打者の能力が低く、何もせずとも点は入りませんが、
指揮官が動いた末の失敗の方がずしりときます。

接戦をとにかく落とす。
延長はホームビジター問わず7連敗。
さすがにこれは指揮官に問題あり

一瞬の決断がことごとく裏目にでる福良
これをすべて運のせいと片付けるのであれば、
高名な占い師にユニフォームを着させて指揮を執らせればよい。

そちらの方がまだ、諦めもつきます。



-福良淳一
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