祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、自力CS進出消滅 の巻~




12度目の完封負け

リーグ最低打率のオリックスが西武に打ち勝つことは考えにくく、
オリックスが西武を倒すには、西武打線を抑える方が現実的(それも決して容易ではありませんが)。

先発・ディクソンから近藤、山田、比嘉、黒木、澤田と繋いで、強力・西武打線を1点に抑えるも、
こんな日に限って1点も取れずに負け

こんな日に限ってと書きましたが、
これで今季12度目の完封負け
現在ちょうど60敗ですから、負け試合の5試合に1回が完封負けということ。
「こんな日に限って」というより、「いつものように」といった方が適切かもしれません。



山田修義、日本記録

今日投げたピッチャーはそれぞれ、自分の持ち味を披露してくれました。
そのなかでも、山田修義
今日もマウンドに立ち、これで月間18試合登板で、日本記録に並ぶことに。

下でも結果を残せず首筋の寒かったピッチャーが、
小松に新しいスライダーの握りを学んだことで開眼。
球史に名を残す偉業を達成しました。

シーズン前の激励会で山田と話す機会がありましたが、
とにかく人が良く、一言一言目を見て話す真摯な姿に一瞬で大好きになりました。

そんな山田の大記録。
大きな大きな拍手を送りたい。



二番の役割

敗因はあと一本がでなかった打線。

二回の二死満塁、
五回の一死一三塁、
八回の一死満塁。

どれかで一本出ていれば。

二番に大城を入れたのが、どうだったか。

初回に10球投げさせたこと、八回に犠打を決めたことはいい仕事とはいえますが、
二番の役割は、球数を余計に放らせることや犠打を決めることではなく、
自ら打って(選んで)打撃力のあるクリーンアップの前で出塁すること(私的にはここにメジャー同様ランナーを還すことも含めたいのですが)。

上記の球数を放らせることや犠打はただの「手段」であることにいい加減気付かないと。
「手段」のために相手に貴重なワンアウトを与えるのは本末転倒です。



孤軍奮闘

そんな貧打線の中、孤軍奮闘するのがルーキーの福田周平

左腕の菊池に対して腰が引けることなく、しっかりとボールを呼び込み右へ左へ3安打。
素晴らしい働きをみせてくれています。

相手投手が左ということでTや小田がスタメンから外れましたが、福田はそのまま。
ベンチの期待に見事に応えてくれました。

守備では大城に劣るものの、その打は補って余りあり。



自力CS進出消滅

日本ハム勝ち、オリックス負けでついに自力CS進出消滅
つまり残り全勝したとしても、対象となる日本ハムが大きく崩れない限りCS進出できないということ。

ゲーム差をみても8。
これをひっくり返せるとはどんな楽天家も言えないでしょう。

分かってはいたことでしたが、なかなか寂しいもの。
今年は例年に比べ、シーズン前から前半戦まで大きく期待したがゆえに、その反動で余計に心が沈みます。

ゲーム終了と同時にそそくさと逃げるようにベンチ奥に消えていった敗軍の将は、
いま、いったい何を思っているのか…。



-福良淳一
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