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福良淳一

~オリックス・福良、続投要請を保留 の巻~




続投要請

解任報道から続投要請へ。
どうもその要請報道は事実だったようで、日刊スポーツに次いでスポーツ報知も同様の記事を掲載。

 オリックスの宮内義彦オーナー(83)が12日、福良監督の去就について「順位確定まで。順位が決まればシーズンが確定したみたいな感じでしょう。(それまで)私は何も申し上げません」と明言を避けた。一方で、球団は福良淳一監督(58)の続投を来季の基本方針としていることが分かった。

9月に入り、水面下で福良監督に対して来季の続投を要請。主軸の吉田正やセットアッパーの山本ら若手の台頭を評価してのものだが、福良監督は結論を保留しているもようだ。

残り16試合でクライマックス・シリーズ進出圏内の3位日本ハムとは9・5ゲーム差。だが、A、Bクラスは判断材料にせず、湊球団社長が話す「チームについては中長期的に見ていくことが重要」という考えから、チーム再建には続投要請が最適と判断されたようだ。今後については、シーズンに全力を傾けている福良監督が出した結論に委ねられる。

う~ん…。



保留

福良の保留。
その理由はやはり、チームの成績不振でしょう。

福良のおかげで勝てた試合より、福良が動いて負けた試合の方が段違いに多く、
ゆえにファンのストレスはたまるばかり。

阪急・オリックスの生え抜きである福良は、自らを育ててくれたこのチームへの愛が強く、
自らが引くことがチーム強化につながるのであれば監督辞任も…とはいかないはず。

ユニフォームを着ていれば捲土重来の可能性はあり、自らの低評価を覆すこともできる。
やりがいのある監督業を依頼されて断る野球人は皆無に近く、
また現実的に、年俸5000万円とされる大金をみすみす失うことにもなる。



繰り返し

悩んでいるのは確かなのでしょうが、最終的には受諾すると思われます。

毎年采配を改めてくれれば、
すなわち、時代遅れの犠打だけでも漸減させてくれればと思いながらシーズンを眺めているものの、
全く改善の兆しがなく、
というよりもむしろ悪化。

信念を貫き通す意思は見事も、
その信念に基づいた采配が全く功を奏さない。

続投となれば、また3年間の繰り返しとなることは予想するに難くなく。



「チームについては中長期的に見ていくことが重要」

もし続投となった場合、
福良の受諾を責めるのはある意味お門違いで、問題はそんな要請をしたフロントにあり

今回の監督続投問題に対する直接的回答ではないにせよ、
「チームについては中長期的に見ていくことが重要」と語る新任の湊球団社長。
同様の趣旨の発言は前任の西名氏も語っています。

その方針はなんら問題なく、逆に称賛されるべき姿勢ではありますが、
それではなぜ、福良に単年契約を提示し続けるのか

来季の自身の立場が不鮮明ゆえ、どうしても目先の一勝に拘りがちとなり、
毎年他球団より早めにシーズンが終了するにもかかわらず若手登用が遅れ
その遅れが来年に響き…の繰り返し。



自家撞着

森脇の2年契約の失敗が、福良への複数年契約の提示に二の足を踏ませているのかもしれませんが、
そんなことだから地に足が付いた采配も補強もできない

スキのない野球を標榜しながら隙だらけの野球を行う指揮官。
「中長期的に見ていく」といいながら単年契約を提示し続けるフロント。

この自家撞着に気付かない限り、
何年も何年もこの惨状が続くことでしょう。

非常に悲しいことながら…。



-福良淳一
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