~オリックス、六回表無死二三塁で追加点取れず の巻~
取れれば勝ち、取れねば負け
ここで追加点一点でも取れれば勝ち、取れねば負け。
メネセスのタイムリーで先制した六回表、無死二三塁の大チャンス。
勝つか負けるかの分水嶺。
結果は、ヒットも犠飛も打てずに、三者凡退で追加点なし。
この危機を脱したソフトバンクに試合の流れは傾き、ここから追いつかれ追い抜かれ、案の定の敗戦。
言うなれば、点が入らないのもその後の逆転負けも、すべてが予想通り。
打率,167の五番打者
伏見、西野、後藤と続いたこの場面。
問題はやはり伏見。
打を買われDHでのスタメン出場となった伏見。
犠飛で十分な場面、高めに目付けしていると思いきや、初球の低めストレートに手を出し内野ゴロ。
アウトになるのは仕方ないものの、どのような考えで打席に入ったのか。
ロメロ、マレーロ、Tが二軍。
頓宮も調子を落とし、打率,167の打者が五番に入らざるを得ない現状。
点も取れないはずです。
アルバース
アルバースと東浜のマッチアップ。
内容的にはアルバースが圧倒。
いい当たりが正面を突く不運はありましたが、今日の東浜から一点しか取れなかったのはまさに貧打で、オリックス打線でなくソフトバンク打線が東浜に対峙していたならば3点は優に入っていたのでは。
しかし今日のアルバースのピッチングで勝ち星が付かないとは。
アルバースがあまりにも気の毒。
悲しき差
2点を追う九回表。
打撃好調の小島がヒットを放ち、一発出れば同点の場面をつくったところで、オリックスが誇る若き大砲二門、杉本に頓宮が登場。
しかし昨季パリーグセーブ王の森にひねられ二者連続三振でゲームセット。
期待はしましたが、私の中では上述の六回表無死二三塁で点が入らなかった時点で気持ちは切れており。
柳田に中村も欠くホークス打線。
例年に比べ迫力といった点ではかなり落ちますが、それでもここが勝負所とみればしっかりとチーム一丸となり決める。
これが、
勝つことが義務化したチームとぬるま湯に浸ってきたチームとの悲しき差。
完敗でないだけに余計に悔しい。