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平野佳寿

~オリックス、平野佳寿4年ぶりに復帰 の巻~




平野佳寿

米大リーグ・マリナーズからFAとなっている平野佳寿投手(36)がオリックス入りすることが5日、決定的となった。新型コロナウイルス感染拡大によってFA市場が例年以上に停滞する状況で、昨季終盤から獲得調査をしていたオリックスが1月下旬に正式オファー。平野本人がこの日までに、4年ぶりに古巣へ電撃復帰する意思を固めたもようだ。ヤンキースから楽天に復帰した田中将に続き、日米通算164セーブの守護神も帰ってくる。(スポーツ報知)

NPB11年で48勝69敗159セーブ139ホールド。
MLB3年で9勝9敗8セーブ48ホールド。

田中が楽天のレジェンドならば、オリックスのレジェンドは平野佳寿。
チーム、ファンともに拍手で見送った2017年から4年、平野がオリックスに復帰します。



コロナ禍

平野の著書「地味を笑うな」。
自らを育ててくれたオリックスへの愛に溢れた本ですが、それでもオリックス復帰はなくメジャーに骨を埋めると記されています。
その平野の信念を曲げさせた主因はやはりコロナ。

今季37歳の平野にとって野球生活はあとわずかで、一年一年が大事。
にもかかわらずスプリングキャンプ開催の目途さえ立たず、いわんやシーズン開催をや。

さらにいえば、昨年の平野の年俸が単年160万ドル。
しかし日本と違いMLBは実試合数で除するわけで、昨年平野が手にしたのは80万ドル弱

そしてコロナによりトップ級以外の契約の進捗状況はままならず、ベテラン右腕ならばなおさら。



利害一致

契約ができたとしても、シーズンがいつ開催されるのかは不明で、収入も不安定。
しかも平野自身、昨シーズン前にコロナに罹患したように日本より数段危険。

であれば、働き場として日本が有力候補に挙がってくるのも当然。

そんなときに、昨季ブルペン陣チーム防御率がリーグワーストの古巣オリックスから獲得のオファー。

両者の利害が一致し、平野佳寿の復帰が決定しました。



なによりも嬉しい

平野の復帰はファンの心情としては嬉しいものの、投球内容は移籍一年目の2018年をピークに右肩下がり
BB/9の低下が著明で、それに伴い、NPBでは5.00を超えたシーズンもあるK/BBも2020年は1.38と大幅に悪化。

37歳のベテランにはかなり厳しい数字が並んでおり、オリックスでも無条件でクローザーとはいかないと思われます。

しかしながら、近代野球において最も重視されるブルペン陣の補強が新人と40歳越えの能見だけだったチームにおいて、平野の復帰が非常に力強いものとなるのは明らか。
異国での経験も、若い選手の多いチームにとって非常に有益となるはず。

そして一ファンとして、オリックスのユニフォームを身にまとった平野の雄姿が再びみられることが、なによりも嬉しい。




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