祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

平野佳寿

~オリックス、惜別のストレート!の巻~

19球

ロッテの一時代を担ったサブローの引退試合。
CS進出が決まったチームが功労者に準備したのは、
慣れ親しんだ四番の座でした。

そのサブローに対するオリックスバッテリーの選択は、
ストレート勝負。
サブローに投じた全20球のうち、
19球がストレート
でした。

見え見えのストレートを投げ続けましたが、
3打席目まで、サブローがその直球をとらえることはなく、迎えた九回裏の最終打席。
マウンドは、厳しい場面で幾たびも戦ってきた平野佳寿。
平野が投じた三球目のストレートを右中間へ弾き返し、
サブロー、有終の美を飾りました。

平野は外角に置きにいっていましたね。
小久保の引退試合でノーヒットノーランを達成した西のような真剣勝負もいいですが、
こういう大団円もいいものです。




30セーブ

これで平野は区切りの30セーブ
昨季の低迷とコーディエ獲得により、セットアッパーとしてスタートした今季。
よくここまで戻してくれました。
2年ぶりの大台到達に拍手です。

この順位にもかかわらず、平然と平野に回跨ぎをさせる福良采配。
不満を露わにすることもなく、
意気に感じて、と言わんばかりに、腕を振り続けるその態度は、
立派の一言。

先発の山田は六回無失点の好投で、2勝目を挙げました。
今季の山田は2勝7敗。
プロ初勝利を含む2勝を挙げたことも嬉しいですが、
12試合の先発を任されたことも同じくらい嬉しい。
それだけ戦力になった証。

山田の今年の経験が、
来季の飛躍の足掛かりとなることを期待しています。

-平野佳寿
-,