~オリックス・平野、侍ジャパン選出! の巻
選出
オリックス・平野佳寿投手(32)がWBC日本代表に選出され、24日、球団を通じてコメントを発表した。
「選んでいただき、とても光栄に思います。世界一を目指すチームの中で、与えられた仕事をきっちりとこなせるように、そして日本の代表という誇りを持ち、侍ジャパン世界一に貢献できるように頑張ります」と喜びを語った。2011年には最優秀中継ぎ投手、14年には最多セーブ投手に輝きながらも、WBCの代表に選ばれるのはプロ11年目で初めて。(スポーツ報知)
当確報道が出ていましたが、この日が来るまで安心はできませんでした。
本日、侍ジャパン代表27選手が発表。
そのなかに、しっかりと、
「平野佳寿」の名がありました。
ボーダーラインぎりぎりの選出であったことは、
侍ジャパン公式ホームページの選出全選手の顔写真で、皆が侍ジャパンのキャップを被っているにもかかわらず、
平野一人だけ、オリックスのキャップを被っていることでも明らかです。
リリーフ転向後、2015年を除いたすべての年で結果を残してきました。
オリックスという弱小チーム(こんな言い方はしたくないのですが)にいるがゆえに、
個人でどれだけ秀でた成績を残しても、注目を浴びることは少なかった平野。
さあ、いま、
平野佳寿の実力をみせつけるときがきました。
辞退者を除き、オーラスの選出ですが、
侍ジャパンのクローザーは、お膳立てされたかのごとく、みごとに空白。
代表投手陣最年長の経験と、
その積み上げた年月に似合わぬ豪速球で、
よその国の強打者をねじ伏せてほしい。
想像
今回のWBC、各国の本気度がいままでとは違います。
恐ろしい面子が揃っています。
前回優勝のドミニカ共和国からは、ロビンソン・カノ(マリナーズ)、エドウィン・エンカーナシオン(ブルージェイズ→インディアンス)、ネルソン・クルーズ(マリナーズ)、スターリング・マルテ(パイレーツ)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、マニー・マチャド(オリオールズ)、ホセ・バティスタ(ブルージェイズ)。
初優勝を狙うアメリカからは、バスター・ポジー(ジャイアンツ)、ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、クリスチャン・イエリッチ(マーリンズ)。
ここにキューバ、韓国、ベネズエラ等が加わるわけですから、
激しい戦いとなることは明らかです。
一打逆転の大ピンチ。
日本国民の期待を背に、ドジャースタジアムのマウンドに立つのは、
オリックス・平野佳寿。
いつもの股割りストレッチで緊張をほぐし、
対するは、カノ、エンカーナシオン、ネルソン・クルーズ。
想像するだけで痺れます。
平野の選出で、
WBCへの興味が、いままで以上に湧いてきました。
オリックス・平野ここにあり、
というピッチングをみせてもらいたいですね。
故障
いくら超人と言えども、35歳。
怪我が多くなる時期です。
メジャーでは高年齢選手に大型の複数年契約を提示することはほとんどありません。
それだけリスクが高いということ。
せっかく、三顧の礼で阪神に迎えられた糸井ですから、
その活躍を甲子園でもみてみたい。
金子vs糸井、
平野vs糸井、
佐藤達也vs糸井など、
糸井が移籍してくれたおかげで、多くの興味ある対決が観れます。
しっかりと治して、万全の状態で開幕を迎えてほしい。
糸井にはまだまだ頑張ってもらわないと。