～オリックス・平野佳寿、ドジャースタジアムへ の巻～
WBC
WBC準決勝、オランダvsプエルトリコ。
両チームのテンションは初回から最高潮で、
国の威信をかけ、一球一球を無駄にせず戦う姿は、必見でした。
ボガーツ、グレゴリウスら、名門チームで実績を残す若手をさしおいて、オランダの四番に座るバレンティン（ヤクルト）。
一次リーグでは韓国戦、二次リーグでは日本戦、そして今日の準決勝と要所での先発を任されたバンデンハーク（ソフトバンク）。
日本でも実績を残し続ける彼らが、自国でも中心選手としてその役割を担う。
プロ野球を愛する者として嬉しい限りです。
さあ、明日は待望の日本戦。
相手は本気度が増したアメリカ。
トラウトが次回のWBC参戦の可能性を示唆するなど、
徐々にアメリカでもWBCが浸透してきたようです。
二冠王・アレナド、ホームランダービーの覇者・スタントン。
ポージー、ゴールドシュミット、イエリッチ、マッカチェン、クロフォード…。
綺羅星のごとくメジャーリーガーが並ぶ米国打線に、侍投手陣がどう立ち向かっていくのか。
いや、
平野佳寿がどう立ち向かっていくのか。
ドジャースタジアムのマウンドに立つ平野の姿が、明日観れる。
いまから、
胸の高鳴りが止まりません。
ウエスタンリーグ
3月17日に開幕した、2017年ウエスタンリーグ。
５球団というキリの悪いチーム数の弊害を受けた（球団合併の影響ですが）のはオリックスで、
今日の中日戦がオリックスのウエスタン開幕戦。
でしたが、雨のため中止。
春季教育リーグは、５勝４敗と一つの勝ち越し。
昨年に比べると希望のみえる戦いぶりでした。
一軍投手陣の充実の影響はファームにも波及。
本来ならば上で投げていてもおかしくない投手が下にいるわけですから、試合が大崩れしない。
ただ打撃陣は、あいかわらず物足りず、
叱責された奥浪、園部は、ファームでもスタメンを張れない状態。
非常にもったいない。
占う一週間
一軍は明日から、京セラでの広島・阪神５連戦。
これが開幕前最後の試合となります。
どん底の吉田・T・中島がどこまで状態を戻してくるか。
逆に、好調のロメロ・小谷野は調子を維持できるのか。
開幕一軍を目指す吉田雄人、武田健吾は結果を残せるのか。
「勝ちにこだわる」と公言した福良ですが、
いま現在オリックスのオープン戦順位は、６勝３敗２分けの３位。
言葉通りの野球ができています（もっと勝てたとも思いますが）。
昨年はオープン戦終盤に大きく失速し、
最下位でオープン戦フィニッシュ。
吉田正尚の一軍滑り込みという明るい話題はあったものの、
総じて陰鬱な気持ちのままシーズンを迎えました。
今年はそんなことのないよう、
オープン戦といえど、とにかく勝って、
自信をつけてシーズンに入ってもらいたい。
この５連戦。
きっと、
2017年のオリックスを占う、
大事な一週間となります。