祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

平野佳寿

~オリックス、2017初勝利! の巻~

 初勝利

やりました!
オリックスバファローズ、2017年初勝利です。

今シーズンへの期待を全て吹き飛ばしたホーム開幕3連戦。
エースで負け、クローザーで負け、
はたしてどうやってこのチームは勝てるのか?と自問していたなか、
新助っ人が、
怪我に泣き続けたベテランが、
スタメン落ちの屈辱にまみれた背番号5が打ち、
最後はWBC戦士が圧巻のピッチングで締める。

選手一丸で、
今シーズンの初勝利を掴み取りました。

今日から、
2017年のオリックスがスタートです。



 ディクソン

悪夢の3連戦を終え、所移して埼玉での西武戦。

復調のTを五番に据え、
小谷野、ロメロ、Tのクリーンアップで気分一新、出陣するも、
いきなりぶち壊したのが、先発のディクソン。
ヒット、フォアボール、フォアボールで無死満塁。
犠飛で一点を失ったあと、自身のエラーで二点目を失い、
一気に敗色濃厚に。

やっぱり毎年9敗するピッチャーだなと失望しました。

しかし、この回を奇跡的に2点で抑えると、
持ち前の粘り強いピッチングで5回をなんとか投げ切る。

調子がよさそうにはみえませんでしたが、
しっかりとゲームをつくり反撃の舞台を整えました。

さすが毎年9勝を挙げるピッチャーです。



 西野真弘

ヒーローインタビューは2打点の小谷野でしたが、
西野の活躍も忘れてはいけません。
5打数4安打の大当たり

こんな働きができる選手を、
相手投手が左だからと開幕2戦目でスタメンを外す。
前日のタイムリーエラーに対する懲罰的意味合いもあったとは思いますが、いずれにせよそんなことをする必要はありません。
一番・安達、
二番・西野。
キーストーンの二人は、いまのオリックスに絶対的に欠かせない選手です。



 平野佳寿

最終回、4点リードとセーブのつかない場面ながら、平野登場。
圧巻の三者連続三振でゲームセット。
早いうちに傷を癒す、首脳陣の配慮でしょうし、
もしそうでなくても、シーズン初勝利はやっぱり平野で締めないと。

あの逆転ツーランの事実は、消すことも覆すこともできません
それならば、ただ前を向いて戦うのみ

そういえば、昨年の6月18日広島戦、
鈴木誠也に浴びたサヨナラ逆転アーチ。
その一発で心折れたと思いきや、
「それまで自信を持って投げていたフォークが、そうやって打たれたので、交流戦後に少し期間が空いた時に、ブルペンで投げて、しっかり落ちるように修正した。それまでは抑えられていたのでちょっと慢心していたところもあったかもしれないけど、それをしっかり見つめ直す機会になったと思います」(Number Web)と、失敗をさらなる飛躍への糧とした平野
それ以後、平野は3ヶ月にわたって一点も失いませんでした。

今日の三者連続三振。
あの屈辱に打ちのめされることもなく、
平野はまた自己を見つめ直したのでしょう。
であれば、
あの一敗も大きな意味をなすこととなります。



 嬉しさ

勝つことがこれだけ難しいと
再認識した今日のゲーム。

安堵のため息をつき、
いざ明日の戦いへ。

明日のオリックス先発は松葉。
昨年の松葉の対西武防御率2.51は、
他のパリーグ4球団との対戦防御率に比べ、最も優れています。

勝つことがこれだけ難しいと、
再認識した今日のゲームでしたが、
勝つことがこれだけ嬉しいと、
再認識させてくれたゲームでもありました。

オリックス、2017年初勝利。

とりあえず、
今日はぐっすり寝れそうです。




-平野佳寿
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