祈優勝! オリックスバファローズ

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平野佳寿

~オリックス・平野、雪辱のセーブ! の巻~




 雪辱

7月21日楽天戦。
場所は同じく仙台。

十中八九、手にした勝利を自らの乱調で逃がした平野。
その夜、福良に自ら二軍降格を申し出、再調整となりました。

それから約3週間ファームで過ごし、一軍再昇格。
福良の、平野への盲目的な信頼は変わらず、
配置転換や様子見することなく、即クローザーで再起用

以降10試合、10イニングを投げ、失点は1
一度も失敗することなく6セーブを積み上げました。
そして今日、
復帰後、因縁の楽天から初セーブ

自らの右腕で、あの夜の雪辱を果たしました。



 偉大なり、平野

2010年、岡田政権1年目にセットアッパーに転向して、足掛け8年
ゲームのカギを握る場面で投げ続ける平野。

心労に加え、肉体的疲労も顕著なはずですが、
ほぼ故障なく走り続け
積み重ねたセーブ数は150の大台を越えました。

ここ数年の調子や年齢を考慮すると、
私的には、先発再転向でもっと楽な場面で投げてもらいたいと思っているのですが、
それを許す後継者も現れず、
チーム状況的にも難しく。

今後も平野に九回をお願いすることとなりそうです。

黒木の変調をみて、
クローザーの大変さ
平野の偉大さを再確認しました。

きついことも書きましたが、
平野には頭を下げるばかりです。



 豪打に巧打

あまり調子のよくなかったディクソンを5回で諦め、継投へ。
金田が3人で斬って流れを呼び込むと、
七回に吉田正尚、ロメロの連続タイムリーで勝ち越しに成功。

ストレートを豪快なスイングで弾き返した吉田に、
巧打のロメロ。
とくにロメロの三点目が大きかった。

八回は二死から安達と途中出場の伊藤の連打で4点目を奪う。
今日のスタメンマスクが山崎だったのもあるかと思いますが、
伊藤のバッティングのよさを改めて感じました。

金田が3勝目を挙げ、
ディクソンは悲願の二桁勝利がまた遠のく。

そして、本塁打が出ればサイクルヒットだった西野
今夜は珍しく、バットが火を噴きました。



 黒木の起用

ただ、
よく分からなかったのが七回の黒木の投入。

セットアッパーとして起用したり、
大量ビハインドの場面で投げさせたりと、一貫性のない登板が続きます。

首脳陣も試行錯誤しているのでしょうが、
現在の状態だと、勝ち試合は厳しい。
スパッと代えたのはよかったものの、
それならこのような厳しい場面で投げさせなければいいだけのこと。

大事な選手だからこそ、
少しずつ自信を取り戻させることを第一に考えてほしい。



奇跡へ

奇跡奇跡のクライマックス進出のためには、
残りの楽天戦、一つも落とすことはできません。

まず一つ目はクリア。
二つ目は、いま最も信頼できる男、ルーキー・山岡に託します。

こちらも逆転新人王のためには一つでも多くの白星を積み上げる必要あり。
あまり得意ではない楽天が相手ですが、
山岡なら、きっとやってくれるでしょう。




-平野佳寿
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