祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

平野佳寿

~オリックス、平野佳寿、異国で奮闘す の巻~




 2勝0敗、防御率2.33

メジャーでも二刀流を貫き、目の肥えた米国人の心をも掴んで離さない大谷翔平の陰に隠れてはいるものの、
43試合中21試合に登板し、2勝0敗、防御率2.33

アリゾナ・ダイヤモンドバックス、背番号66、平野佳寿

異国でも奮闘しています。

19回1/3を投げて、被安打10・奪三振18・与四球5
投手の能力を表すK/BBは3.60

文句なしです。



セットアッパー

昨年ナ・リーグ西地区2位に終わったダイヤモンドバックスは、
平野らの活躍もあり、現在地区首位。

5月に入り、ナショナルズに4タテを喫するなどチーム状態は下降線を辿っていますが、
昨季同地区を制し、ワールドシリーズで惜しくもアストロズに敗れたドジャースが、エース・カーショウの離脱等もあり地区最下位と低迷。
2011年以来の地区優勝のチャンスが到来。

そのチームでセットアッパーの地位を確立している平野の姿は、
オリックスファンとしても、嬉しく誇らしく



 平野佳寿 vs エバン・ギャティス、ジョージ・スプリンガー

ここでいくつかの映像を引用させていただきます。

まずは、昨年の世界一・アストロズ戦(5月7日)。

イニング途中での登板となった平野。
エバン・ギャティス、ジョージ・スプリンガーとの対決です。

ジョージ・スプリンガーは、
ワールドシリーズ7試合で5本の本塁打を放ち、昨年のワールドシリーズMVPに輝いた、強打・アストロズの核弾頭。

90~93マイル(144~149キロ)のストレート(フォーシーム)に、
80マイル前半のフォーク(スプリット)で勝負するスタイルは米国でも同じ。

典型的なプルヒッターのギャティス(近年珍しい素手でバットを握る選手です)が高めのストレートに三振を喫した場面をみると、
平野のフォーク(スプリット)が、メジャーの強打者の頭の中にしっかりとインプットされていることが分かります。



 平野 vs ブライス・ハーパー

続いて、5月11日のナショナルズ戦。
この日は延長10回に登板し、三者凡退で抑えました。

そのなかでも、
メジャー屈指の強打者、ブライス・ハーパーとの対決には心躍り、胸が高鳴りました。

ブライス・ハーパーの魅力は一言では言い表せませんが、
アンリトゥンルールにより感情の表現が抑制されているメジャーの中で、魂の熱さを感じられる選手。
もちろん、そのバッティングは脅威的で、
オリックスでいえば、吉田正尚がハーパーを憧憬し、
自身の背番号34がハーパーに由来するのは有名な話。

そのハーパーと、平野の対決。

外中心の攻めになるのは仕方なく、
その外攻めを徹底し、最後はアウトローにきっちりとフォーク(スプリット)を落とし、
あのハーパーを斬ってとりました。



 夢

こういう夢の対決が観られるのは、
平野がメジャーに挑戦してくれたから。

平野のメジャー挑戦は、
ファンに多くの夢を与えてくれます

リーグも異なるゆえ難しかったとはいえ、
惜しむらくは、
イチローvs平野
オリックスのOB対決が一度だけでも観たかった。

34歳のメジャー挑戦は決して早くはなく。
ただ、
なにかを始めるに遅すぎるということは決してなく。

奮闘する平野の姿は、
私たちに多くのことを教えてくれています。

いつかこの貴重な経験を、オリックスに還元してくれると信じています。



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