~オリックス、2022球春みやざきベースボールゲームズ初戦・vsロッテ の巻~
大敗
恒例の宮崎ベースボールゲームズがスタート。
オリックスの初戦は昨秋死闘を繰り広げたロッテが相手も、結果は4-12と大敗。
強風でピッチャーにとっては厳しい条件ながら、それにしても打たれ過ぎ。
目立ったのはロッテの野手で、そのままロッテの四番を務め得る力を秘めた山口はさらに力強さを増し、スタメンマスクを被ったドラ1・松川の落ち着いたプレーには感心。
昨季の両チームの躍進の要因を一つ挙げるとすれば、育成力。
若手が順調に伸びつつあるロッテ。
今季も手ごわい相手となりそう。
本田仁海
12失点の投手陣。
2失点の宇田川と3失点の佐藤一磨は文字通り育成途上の投手で、経験を積んでいく段階なので問わず。
寂しかったのは先発の本田仁海。
球高く真っすぐに力強さも感じずで、3回7失点もさもありなんの内容。
五輪期間中のエキシビジョンマッチで一軍先発枠を争った山崎颯一郎は、プロ初勝利のみならず日本シリーズでも力投と、半年でだいぶ差を開けられました。
次回修正できるか否かが勝負ですが、かなり厳しいピッチングでした。
村西良太
九回に登板した村西良太は、相変わらずの制球難。
ライブBPでも乱れていましたが改善できず。
「今年は左打者にフォークボールをたくさん使いたいのでいま磨いているところです」と語っていた村西。
フォークも結構ですが、とにかくストライクが入らないと大事な場面で使えず。
スライダーは非常にいいものがあるだけに、それが最低限活かせるための制球力をまずは磨いてほしいもの。
平野大和、池田陵真
打者ではやはり、平野と池田陵真。
育成の平野大和は地元で代打弾。
まだまだ課題はあるものの思いっきりのいいスイングは魅力的。
そして、池田陵真。
18歳ながらしっかりと状況を考えながら野球をやっており、観れば観るほどはまっていく選手。
元、来田、平野、佐野如、渡部、山中、そして池田。
昨季寂しかったファームの外野陣。
今季は個性あふれる若武者たちの競演となり、質の高い争いが繰り広げられそうです。
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