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イチロー

~オリックスOB・イチロー、FAとなる の巻~




 FA

 マイアミ・マーリンズは3日(日本時間4日)にイチロー外野手と来季の契約を更新しないことを発表した。これにより、イチローはFA(フリーエージェント)となり、すべての球団との交渉が可能になる。また、球団はSNSでイチローのマーリンズでの軌跡を紹介したビデオを「#ThankYouIchiro」のハッシュタグとともに投稿。多くのファンがコメントを寄せ、悲しみに暮れている。

(中略)

今季のイチローは代打の切り札として活躍。136試合に出場し、打率.255(196打数50安打)、3本塁打、20打点の成績で、代打安打のメジャー記録まで残り1本と迫った。マーリンズとの3シーズンの成績は、432試合に出場。打率.256(921打数236安打)、5本塁打、63打点、22盗塁だった。

新たな野球人生を歩むことになるイチロー。マーリンズとの思い出深い3年間に別れを告げ、2018年シーズンに臨むこととなる。(ベースボールチャンネル)

レジェンド・イチローが、メジャー3球団目のマーリンズと来季の契約ならず、FAとなりました。
上述の通り、今季のイチローは基本代打での出場。
なんとか,255までもってくるも、シーズン序盤の不振は目に余るものがありました。

慣れぬ代打出場の影響もあったとはいえ、
目立ったのが三振の多さ

262本のメジャー記録を打ち立てた2004年の三振率は、11.17
つまり、三振するのは12打数に1回ということ。
全盛期の数字と比べるのは酷なので、昨年と比較すると、
2016年の三振率は、7.78。
で、今季の三振率は、5.60
著明に悪化しています。

大きいのが打てるわけではなく、かといって四球を選び出塁率を稼げる選手でもない。
ヒット至上主義のイチローにとって、
この数値は今後のメジャーでの契約にかなりのデメリットとなると思われます。




 マーリンズ

ヤンキースを去った2014年。
イチローが選んだのが、ナショナルリーグのマイアミマーリンズ。

DHのないナ・リーグは、打力に不安が出てきたイチローにとっては厳しい選択であったはず。
しかもマーリンズは、スタントン、イエリッチ、オズナと若くて能力のある選手で外野が埋まっていました。
メジャー30球団でも屈指の外野陣を誇るマーリンズに加入した時点で、出番が減っていくことは想像できたこと。
もちろん当のイチローも。

それでもマーリンズに入団したということは、
マーリンズ以外にイチロー獲得に積極的に手を挙げる球団がなかったということを表しています。
しかも、当時のマーリンズオーナーは商売人として悪評の高い人物であり、営業面も強く考慮されてのものであったことは否定できません。

で、今回のFA。
メジャー契約でイチローと契約しようというチームはほぼないのでは、と思っています。
営業面に好影響を与えた3000本安打というメモリアルイベントも終えました。



 50歳まで現役

イチローの希望は、50歳まで現役
はたして、その現役ということばにメジャーでという条件が付記されているのか否か

来年45歳になるイチロー。
メジャーでも45歳まで現役でいた野手は3人だけとのこと。
かなり厳しい条件であることは間違いありません。

では、メジャーでという条件が付記されていなければ…。
その希望は十二分に叶えられるでしょう。
それは、もちろん、日本で

オリックスのCMにいまも出続け、
いまも自主トレを神戸で行うイチロー。

球団の本拠地が大阪に移り、
愛称もバファロースに変わったとはいえ、
万一そこに違和感を抱いているならば、上記のような縁が続いているはずもなく。

もし日本に戻ってくるならば、
オリックスが最有力候補であることに疑いはありません。




レジェンドとともに

毎年、イチローにラブコールを送るのが恒例行事となっているオリックス。

完全最下位に終わった昨年は、
西名球団社長が「この状況をみて哀れみはないのか」と、球団トップとして相変わらずの無責任ぶりを披露していましたが、
それほどイチローへの思いが強いということの裏返しでもあります。

川崎しかり、城島しかり、
日本復帰を決断した際に最初に声をかけてくれたチームを復帰先として選んでいます。
また、
黒田のように、お世話になった球団に地位も名誉も捨て戻ってくるということは、日本人の琴線に触れます。

イチローが加入することで、直接的に大きな戦力アップとなるかは疑問符が付きますが、
ただ、いまひとつ殻を破り切れないオリックスの選手たちに、有形無形の力を与えてくれることは確実です。
レジェンドとともにグラウンドに立ち、
レジェンドとともに戦う。

そうなれば、
オリックス、きっと大きく変わります

そのオリックスを率いるのは、オリックス時代、お世話になった福良
二軍には同期の田口も控える。
イチロー復帰に、これ以上の環境はありません

私としてはぜひ声をかけ、
イチローの日本復帰を、
オリックス復帰を実現させてほしいと思っています。




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