~オリックス、イチローに改めてラブコール の巻~
ラブコール
もはや、シーズンオフの恒例行事の感も…。
00年オフの移籍後、イチローはメジャーでも歴史を塗り替える活躍を続けてきた。一方で国内での勇姿は09年第2回WBCが最後で、イチローのプレーを体感した年少の野球ファンは少なくなっている。「野球界だけじゃなく、盛り上がるんじゃないかな? イチロー選手の野球を見てない人もけっこう、増えていると思うよ」と同社長は力説した。(日刊スポーツ)
軽口な球団社長の言に一喜一憂するオリックスファンは、もはやいません。
いくら秋波を送ろうと、オリックスに戻ってくるかはイチロー次第。
いや、メジャー30球団次第。
来年45歳の外野手にメジャー契約を提示する球団があるか否か。
そこがすべてでしょう。
日本のロッテでも活躍した、フリオ・フランコの49歳がいまのところメジャー最年長記録とされています(フランコの年齢問題やサチェル・ペイジのいわくつきの記録もありますが)。
限界までメジャーで頑張ってほしいと思うのですが、果たして。
粗忽
もしメジャー契約を受けなかった場合はどうするのか?
答えは、これもまた西名球団社長の軽口のなかにありました。
真実かどうかは別として。
「大リーグで声がかからなかったらうちに来ることは間違いない」
「間違いない。本人が言っているから」
そうであると嬉しいのですが、
話半分で聞いていた方がよさそうです。
また、こんな軽率なコメントこそイチローは最も嫌いそう。
へそを曲げるようなことにならなければよいのですが…。
しかし、この粗忽さ。
不幸にも、オリックス球団社長に長年にわたって受け継がれている伝統。
株式会社・オリックス。
超のつく一流企業のはずも…。
野上、巨人入り
オリックスの補強を実は左右する、巨人に二つの動きがありました。
一つ目はこれ。
野上は今季、先発ローテーションの一角として24試合に登板し、自己最多タイの11勝(10敗)をマーク。「必要とし、評価してくれるなら」と、宣言残留を認めていた西武、DeNAとも交渉をしていた。(毎日新聞)
Bランク以上のFA選手の獲得は1チーム2人まで。
野上獲得で一つの枠を使ったことになります。
山口俊、森福、陽の大失敗などなんのその、
巨人が本気を出せば獲れないものはありません。
マイコラス
二つ目はこれ。
マシソンは複数年契約の年俸320万ドル(約3億5500万円)、カミネロとマギーは1年契約で、年俸はそれぞれ200万ドル(約2億2200万円)と240万ドル(約2億6600万円)。マシソンは6年目となる今季も救援陣の中心的存在として59試合に登板し、31ホールドポイントを挙げた。抑えを任されたカミネロは29セーブを挙げ、後半戦で2番・二塁に定着したマギーは打率3割1分5厘を記録するなど活躍した。(読売新聞)
去就が注目されたマイコラスの名が、そこにはありませんでした。
2017年巨人の開幕投手で、14勝8敗、防御率2.25のマイコラス。
リーグ最多の188回を投げ、リーグ最多の187個の三振を奪った剛腕。
マイコラスの穴を野上だけで埋められるはずはなく、
となると、先発もできるあの北の右腕に食指が動くはず。
というか動いているはず。
「だいぶ話も詰まってきたのでそろそろ。近々かなと。(月内?)できればいいですね」(スポーツ報知)と語る件の増井。
11月、残り2日です。