～オリックス・糸井嘉男、実戦復帰はもうしばらく の巻～
「ぶり返すのが嫌だから」
3月入ってすぐとされていた糸井のオープン戦出場が、数日間遅れる模様。
糸井が言うには「状態はいいけど、ぶり返すのが嫌だから」とのこと。
昨シーズン終了後にPRP療法を行った糸井。
40本の注射を打ち、3日間の車椅子生活を余儀なくされていました。
PRP療法は、慢性化した炎症に対する治療法であることから、
糸井の膝が限界を迎えていたことが察せられます。
物足りない一年
一昨年の盗塁王も、昨年は盗塁企図自体が減少。
守備範囲も年々狭くなっており、
とうとう、
2009年から6年連続で獲得してきたゴールデングラブ賞も逃がしてしまいました。
打率も3割を切り、
糸井にとっても、
ファンにとっても、
物足りない一年でした。
ライトは糸井
昨年のスランプ。
故障明け。
寄る年波。
大型新人と超優良助っ人獲得による外野戦争の勃発。
例年に比べ、
糸井にとって負の要素も多いのですが、
それでも、どの報道をみても、
「ライトの糸井は確定。Ｔ、駿太、ボグセビックらがあとの2枠を争う」との論調。
それだけ、
糸井がいままで築いてきた実績は偉大であるということ。
糸井が入団してきたころから、
オリ姫に代表されるような、いまのオリックス人気が始まったような気がします。
本家、ここにあり
「状態はいい」ということで、とりあえずは一安心。
「糸井二世」のボグセビックが、抜群の活躍をみせているなか、
「本家、ここにあり」という活躍を心から期待しています。