～オリックス、左腕全滅 の巻～
海田智行
135キロ前後のストレート、
フォーク、
スライダー。
投げる球すべてがはじき返されての、大逆転負け。
海田智行、
1回1/3：被安打8・被本塁打1・自責点4。
九回裏、サヨナラで打ち切られたため4失点で済んだものの、
残り2アウトあれば、あと何点取られたことか。
全滅
左腕という以外、とりたてて特徴がない海田。
左腕不足というオリックスの投手事情により海田を多用するも、なかなか成長してくれません。
即座にファーム落ちとはならなかったものの、
いまの海田が一軍の戦力となるかと言われると難しく。
大山は切れのある球を投げていましたが、前回与四死球3。
これで、中継ぎ左腕は全滅です。
古川秀一、中山慎也、前田祐二
昨シーズンオフ、
3人の中堅左腕を一斉に自由契約としました。
古川秀一、中山慎也、前田祐二。
サイドがようやくなじんできた古川はバッティングピッチャーに。
大きなカーブが魅力だった中山は古巣のJR東海へ。
そして、
昨季2年ぶりの白星を挙げた前田はインテリアの道へ。
もちろん、数が揃えばよいというわけではありませんが、
海田と比べて、明らかに力の劣るピッチャーでもなかった。
壊滅状態の左腕。
となると、ただの左腕なら力のある右腕でということになりそうですが、それでよし。
当落線上の塚原や佐藤峻一の、
より一層の奮起が待たれます。