～オリックス、阪神に完封負け の巻～
一週間後
オープン戦も残り３試合。
最後は、恒例の阪神との３連戦。
一週間後がちょうど開幕戦にあたる今日の先発は、
両チームの開幕投手、オリックス・金子、阪神・メッセンジャー。
両投手ともきっちりと仕上げてきています。
金子に関しては、完璧とは言えないまでも十分な仕上がりです。
初回、若月の出すサインに首を振り続ける場面があったものの、若月とのコンビネーションも良化。
あとは細かいコントロールだけでしょう。
一週間後が楽しみです。
22イニング無得点
ヤクルト・石川、中日・大野、阪神・メッセンジャーと、
開幕投手が内定している３投手とオープン戦で対戦しましたが、
結果は、22イニングで得点０。
一線級相手に完全に抑え込まれています。
相手がそれだけの投手といえばそうですが、
バッターに工夫がみられない。
大野と対戦したときにも書きましたが、エース級のピッチャーを相手にするときはもっとチーム全体で攻めていかないと。
来た球を打っているだけにみえ、非常にストレスが溜まります。
ここは昨年スコアラーを務めていた
高橋光信新打撃コーチの出番でしょう。
その手腕が問われます。
欠場、スランプ
腰痛の吉田は今日も欠場。
ベンチにも入っておらず、症状の重篤さが窺えます。
吉田の欠場により、今日のクリーンアップは、
三番・中島、
四番・ロメロ、
五番・小谷野。
あまりにも弱い。
四番のロメロが打たねば点が入る気がせず、
六番のTは、当てるだけのバッティングで、八回には代打を送られる始末。
いまTには、四番はもちろんクリーンアップも任せられません。
一点を追う八回、
相手が左腕の岩崎を持ってきた場面。
実戦さながらに、左のT、小島に代わって右の宮崎、大城を起用しましたが、
この二人じゃ大きいのがない分、相手投手への圧力が弱い。
ここに園部、もしくはモレルが加われば、もう少し期待ももてるのですが…。
とにかく、貧打のオリックス。
吉田がいて、
新外国人のロメロが打って、
チームリーダーTが打つ。
この三人が期待通りの活躍をみせない限り、貧打解消とはいきません。
このうちの一人が欠け、
一人がスランプに陥っているわけですから、
完封負けとなるはずです。
不安の残る試合でした。